工務店がSNSを活用する意味とは?

2018/11/20

ジャイロ総合コンサルティングの渋谷雄大です。

昨日は岐阜で工務店向けの営業セミナー2回目でした!!

岐阜県内の工務店のみなさまにお集まりいただき、前半戦では、筆ペンを使ったアナログ販促。後半戦では、Twitterを中心にしたSNS活用について学んでいただきました。

SNS検索

お客さまが工務店への問い合わせやお店へ来店するにはステップがあります。
一昔前までは、AIDMA(注目→興味→欲求→記憶→行動)やAISAS(注目→興味→検索→購買→共有)でした。

今はまたもう少し変わっていて、

クチコミ→SNS検索→Google検索→行動→共有

という流れになっています。

一番のポイントは、人は2回検索するようになっているということです。

まずはじめにSNSを使ってエゴサーチをします。
エゴサーチとは、使っている商品名などを検索してクチコミや評判を探す検索です。商品を買う前に、ほかのクチコミや評判を知りたいですもんね。ちょっと前までは食べログなどでしたが、様々なヤラセなどの影響によってTwitterなどのSNSで検索するケースが増えました。

その段階を突破した段階で、Googleなどでネット検索をするという流れです。

中小企業がSNSを使うメリット

そのSNSを挟むことが中小企業にとっては大きなメリットとなります。
SNSで検索されるために必要な最大のポイントは継続です。
しかもそこに企業規模の大小や、SEO対策などのテクニックもGoogle検索と比較すれば不要に近いです。

小さな会社でもSNS上で検索されることは可能なのです。

ですからSNSであなたのお店がヒットさせることができたら、次のお客様はGoogle検索へと移ります。
そこでの最大のポイントは「名指し検索」されるということです。

例えば、私は全国各地で創業セミナーなどをやっていますが、SNS上でやたら創業セミナーをやっている渋谷雄大という名前がでれば、当然、Google検索で「渋谷雄大」と検索します。

この名指しキーワードは、少しの努力で検索上位に上げることが可能(固有特定名詞は競争が少ないのでSEO不要です)なんですね。

先日も書いたので参考にどうぞ。
SNSは名指し検索されるための最強の武器です | 講演・セミナー・経営のGENBA by 渋谷雄大

特に工務店などは超狙い目

高単価商品を扱うような業界では、お客様はとくに問い合わせをするまでには慎重になりがちです。

Google検索をするだけではなく、SNSでエゴサーチを入念にします。
しかも狙い目なのは、ほとんどの工務店がSNSを活用しきれていない(していない)ことです。

今、工務店などの建築業界では仕事が比較的多く、顧客を獲得していくという発想が希薄になっているようです。それよりも職人さんが少なくて、仕事を取っても施工できないといった問題があります。

しかし残念ながら、人口は減少していくなかで、今いる客層だけで将来にわたって維持していくことはとても難しい。
好調ないま新たな取り組みを通じて顧客開拓をしていかないとならないわけです。

余裕がある時にしか、思い切った手は打てないのだということをぜひ肝に銘じて狙い目である今取り組んでほしいと思います。


工務店がSNSを活用する意味とは?

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