ジャイロ総合コンサルティングの渋谷雄大です。
昨日から石川県の加賀にきています。
昨日から加賀商工会議所主催の創業塾がはじまっています!
加賀商工会議所「第18期かが創業塾」開催のお知らせ | セミナー・研修・コンサルティングのジャイロ総合コンサルティング
事業内容よりも大切なこと
昨日の創業塾でお話ししたことを一部ご紹介しますね。
「事業内容にこだわりすぎない」ということです。
事業内容や商品・サービスというものは時代とともに変わっていかなければならないということです。
もちろん売り方や販売促進方法なども時代とともに変わります。
業種や業態は時代の変化に伴って形を変えていきます。
例えば、平田さん。
出版業界といえばそうですが、今までの書店中心の出版社ではなくPODというスタイルを取りながら、在庫リスクをなくしたビジネスモデル。
書店販売にこだわっている出版業界にとっては脅威です。
これはかなりいい本です!
購入者のみなさん、是非率直なレビューをお願いいたします!
それが著者の励みになります! https://t.co/tptdjTt6zM— 平田学☀️日本人の半分を作家にしたいオレです。 (@manabu_hirata) August 5, 2019
どんどん時代に合わせて形を変えていくことが求められています。
しかし業種や業態にこだわりが強すぎると転換も難しくなっていきます。
ビジネスの形態は柔軟に変える。
ただし変えてはいけないものがありますね。
それは「経営者の想い」です。
商品やサービス、売り方や販売促進というものは極論を言えば「経営者の想いを形にする手段」に過ぎないわけです。
大切なのでもう一回書きますね。
経営者の想いを、見える化したのが「商品やサービス」「売り方や販売促進」だってことです。
だから経営者の想いに合致しないものはやらない。
経営者の想いをより時代に合わせて適切に表現できる分野を探すことが大切です。
変わらないもの=経営者の想い
変えていいもの=商品・サービス・売り方・販売促進
にもかかわらず、多くの創業塾は「ビジネスモデル」の指摘を中心に展開するわけです。
しかも長く安定的に継続できそうなビジネスモデルの指摘(実際にはなかなかないです)。
でもそのモデルは将来陳腐化していく可能性もあるわけですね。
もちろん数年間のビジネスの作り方を教えるのは大切ですが、その先に通用するビジネスの考え方を伝えることが今はとても重要。
これだけ時代の変化が激しい時代です。
商品やサービス、ビジネスモデルの賞味期限がとても短くなっていっています。
ですから、創業塾では変化への対応の仕方や経営者の軸を明確化させる方法論などを本当は学ぶ必要があるんです。
変化への対応方法を学ぶ創業塾。
今後、絶対必要です。
地域で創業したい人たちに向けて、そういう創業塾を主催してほしいところですね。