ジャイロ総合コンサルティングの渋谷雄大です。
昨日は久喜市商工会でPOP作成セミナーをやってきました。少人数だったからこそコミニュケーションを取りながら楽しく実施させていただきました。
今日は東京都内でミス防止のためのコミニュケーション研修という研修をおこなってきます。
ミスの80%は人的ミスが原因
ミスの80%は人が原因だという調査結果があります。どんなに完璧な人間であっても、ミスをゼロにすることはとても難しいんですね。
ミスにもいろいろと発生原因があるのですが、大きく分けて3つの原因があります。
認識の違いによるミス(はやとちり)
見間違え、聞き間違え、勘違い、などのケースで、そもそも認識違いで発生するケースがありますね。
ベテランになると、自信過剰や価値観が固定化しているために、注意散漫になってミスを犯すケースです。これはルーチンワークでは良いのですが、少しでもイレギュラーな内容が入ってくるととたんにミスを犯すタイプです。
逆に新人の場合は、解決方法がわからない、そもそもの手順がわからないなどの教育不足で怒ってきます。
動作の失敗によるミス(理屈っぽさ)
実際に動いたけれど動き方を間違えてしまうミスですね。
人は視覚情報(文書)よりも、聴覚情報(声出しなど)のほうが注意を向けやすいという特徴があります。ですから点呼や声出し確認というのは、動作のミスを防ぐうえではとても大切な方法となります。
記憶の失敗によるミス(天然ボケ)
3つめはやり忘れ、記憶違いなどによって本来動かなければならないものを動き忘れてしまうというケースです。
これはメモをする。などで防いでいくことが必要となります。
人によってミスの傾向は変わります
「はやとちり」の特性を持つ人は「視覚優位」と呼ばれる人によく見られます。先読みが得意なので、一歩先を勝手に判断して勘違いにつながってしまうというものです。
「理屈っぽさ」の特性を持つ人は「聴覚優位」と呼ばれる人によく見られます。頭で物事を考えるのが好きなので、実際に動いてみると体が思うように動かないというケースです。
「天然ボケ」の特性を持つ人は「身体感覚優位」と呼ばれる人に多いです。これは雰囲気で物事を判断しやすいため、抜けや漏れが起こりやすくなるというケースです。
それぞれの特性に合わせて、どんなミスを起こしやすいのか?を理解しておくことでミスを防止につながっていくんですね。
という研修を今日は行ってきますよ。