ジャイロ総合コンサルティングの渋谷雄大です。

昨日は山形県新庄にて経営革新塾4日目を担当してきました。

マーケティングの回だったのですが、2時間みっちりTwitter講座となりました。

もともとはTwitterが入り口でSNSをはじめたのですが、その後、Facebookへとシフトしていき一時期まったく触らなくなったのがTwitterでした。

しかし色々なきっかけが重なり、再度、Twitterを使い始めると以前の活用方法やユーザー層が大きく変化していることに気が付いたわけです。

今回の講座ではマーケティングを学ぶ回だったのですが、地方にとっては今一番活用すべきツールなので2時間みっちりとお伝えしてきたわけです。

商品をつくるだけで売れる時代は終わったのに

そもそも今回の経営革新塾は事業計画書を作成するためのセミナーなわけですが、革新アイデアを練り、計画を作って、いざ商品を開発して、売ろうとします。

しかし商品ありきの売り方にはもう限界がきているわけです。

町おこしの一環で、特産品を使った商品開発をしているところが多いわけですが、それを購入するであろうお客様を想定せずに作っているんじゃないの?と思えるような商品が巷に溢れかえっているわけです。

まずはなにかを作ろう!というのは、行政の箱物主義と同じで、まずは建物を作ってしまおう!使い方はそのあと考えよう。にとても近いように感じるわけです。

私は実務型のコンサルタントです。

売れない商品を作らせるわけにはいきませんし、売れない商品を売れる商品に変えることがわたしの使命です。

その場合、まずは誰に向けて情報を突き刺すのか?ということがありきで、そこから自社で突き刺すことができる商品やサービスを考えます。

ほとんどの商品はその逆。

まったく市場を見ずに独りよがりの商品を生み出し続ける。

売れる可能性を作ってから、商品を作る

売れる可能性を見つけ出してから商品開発をおこなっていくことがとても大切です。
売れるかどうかわからないものは作らない。

今であればクラウドファンディングやTwitterなどで商品を開発する前にテストマーケティングは簡単にできます。
しかも商品を作る前から顧客も作れる時代です。

そしてTwitter活用をオススメするのが、忖度がないということです。
Facebookは原則知り合いが多いわけですから、本当の意見を言ってくれない可能性が高くなっています。

欲しい!素敵!絶対買うわ!という意見が多くなり、実際に売れますが、それはあくまでもお友達消費。
もちろんお友達消費は大切なのですが、一般の人にも売れなければ長続きしません。

そういう意味でもTwitterの場合は、興味なければ反応ゼロ。という厳しい現実が普通にあるわけです。
Twitterの客層は、自分自身で選べます。

狙っている客層とTwitter上で繋がることは簡単です。その上でテストマーケティングとして反応をチェックすることができるんです。

Twitterで反応を得ることができれば、可能性は生まれます。
またクラウドファンディングで成功するということは、市場はあります。

少なくともこの2つくらいは徹底的に実践してから計画づくりに入りたいものです。

経営革新塾のセミナー風景&顔


Twitterで忖度のない意見を聞こうぜ

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