ジャイロ総合コンサルティングの渋谷雄大です。
昨日は高円寺で創業支援セミナーの講師として3時間担当させてもらいました。
おかげさまでほぼ満席状態でとてもやりがいのあるセミナーとなりました。
慎重とは急ぐことなり
これはヤマハ発動機の創業者だる川上源一氏が残した言葉です。
世の中は変化しています。変化している時代の中で、多くの人は不安定な行動にリスクを感じて慎重となります。
そして「やらなくても良い理由を山のように」探し出します。
うちは地方だから使えないよ。
うちのお客様はそんなの使っていないよ。
昔やったことあるんだけどね。
やりたいんだけど忙しくてね。
そんなお金は無いよ。
経験不足だし。
不確定な環境で自分の決断を先延ばしにするのは簡単です。自分自身に言い訳をするのが一番楽な選択肢です。しかし先延ばしはあとで数倍の負担になって戻ってくることが多いわけです。
重要性は理解していても、それを都合よく曲げるわけですから、あとから倍返しになって戻ってきます。
地方の商店街も百貨店も、今厳しくなっている業界のほとんどはその結果です。いざしっぺ返しを食らってからでは逆転はほぼほぼ無理です。
もっと早く手を打ち続けていれば打開策は見えていた業界は山のようにありますが、そういう業界はとにかく先延ばしが大好きな方たちばかり。
ブラックな社長が数週間前からTwitterをはじめています。この社長のように決断したらすぐに行動。の繰り返しが一番リスクが低いことを知っている方です(普通にやっていればわかることなんですけどね)。
決断は重要だ。早ければ早いに越したことはない。この瞬間の価値と1週間後の価値、1時間後の価値はイコールじゃないから。
情報は退化するし、タイムラグでの機会損失は想像以上にでかい。やるならやる、やらないならやらない。何事も即断即決、そして即行動する。#mind_tg
— 西崎康平@ブラックな社長 (@koheinishizaki) November 6, 2018
分析が役に立たない時代
PDCAという言葉がありますが、これはもともと工場のライン改善の手法から始まっています。工場のラインを思い浮かべてもらえば分かりますが、次の工程が決まっている(先が見える)時代の改善手法なのです。
なので不透明な未来をさぐるために行う分析にはほとんど価値はない(マイナスの方が大きいかも)。
新たな取り組みをし続けなければいけない時代において、不安払拭のための分析や数字の検証にはなんの意味もないです。
それよりもいち早く行動し、その結果から学び(ここで分析することは価値があります)、次に行動を起こすことこそが必要であるし、一番リスクは低い。
ヤマハ発動機の川上源一氏があの時代に「慎重とは急ぐことなり」と言っていたことに驚きですがまさしく今の時代に必要なことです。
新しい価値を生み出すためには、急いで行動して慎重になれ!ということです。
昨日のセミナーの顔
今回はセミナー主催者のみなさまと撮影!!