ジャイロ総合コンサルティングの渋谷雄大です。
昨日は大和商工会議所で2本のセミナーを担当させていただきました。
1本目は日頃からお世話になっている大和商工会議所の経営指導員の皆様を対象にした「受講者募集の超テクニック研修」。
2時間30分ほどお話させていただきました!!
そして夜は、大和商工会議所で新たなビジネスモデルを作るセミナー(全4回)の3日目でした。
昨日はInstagramやTwitter活用方法を中心に解説させていただきました。
どちらの講座でもお伝えしたのが「事前」
SNSを活用する意味。
そして超集客テクニックのキモ。
どちらにも共通するのが、事前にという言葉です。
SNSが発達したことで、事前にお店や会社、商品を簡単に調べることができるようになりました。
飲食店に行く前に、SNSを使って簡単に調べることができます。
事前にSNSやブログでお店や商品を調べて来店した人とそうでない人が商品を買う確率には17倍の開きがあるというデータがあります。また同じように、SNSなどで調べて来店した人とそうでない人が商品を買ったあとに誰かにクチコミする確率には16倍の開きがあるというデータもあります。
今の時代、見込み客に対して事前に情報を伝えていくかが、購入率やクチコミ率に大きな影響を与えるということなんです。
事前に情報を伝えるポイント
では事前に情報を伝えていくには何が必要なのか?ってことです。
ポイントは2つあります。
1つ目は、好感認知をうまく活用するということです。
好感認知とは、相手と自分との共通点でつながる信頼や安心といったものでしょうか。例えば、同じ犬を買っている人を見ると勝手に親近感が湧いたりします。同じ学校出身というだけで相手を少し信用してしまいます。同じ年の子供がいるだけでもこの人は分かってくれる。と思ったりします。
このようなどこか同じ共通点を見つけ出してもらうことができれば、興味はぐっと深まります。
もうひとつは、回数です。
大手広告代理店の方に話を聞いたことがあるのですが、自分が発信した情報が相手に認知されるためには、最低でも6回の接触頻度が必要と言うことなんです。
6回は相手に情報を伝え続けないと、そもそも見てもくれないということです。
この6回という数ですが、紙媒体では限界があります。チラシやニュースレターというアナログ媒体はコストというものがかかってきます。送付回数が増えれば、それだけコストが圧迫されてしまいます。
ですのでここで登場するのが、ブログ、SNSなどのツールなわけです。
6回の接触頻度を実現させるためには、このようなツールをしっかり組み合わせて事前に自社の情報に触れてもらうように工夫していくこと。
チラシだけで集まる時代は終わり
ですので、チラシだけで集客するという方法にはそろそろ限界が来ています。
少々面倒かもしれませんが、事前の情報発信を強化することで、集客力を高めていくことが最優先。
チラシのデザインなどはその次の話なんです。
ぜひ行動に起こしてもらいたいと願っています。