ジャイロ総合コンサルティングの渋谷雄大です。

昨日は大阪にて提案型販促チラシ研修の講師として1日チラシ作成のポイントについて学んでいただきました。

独りよがりになりすぎない

チラシ作成研修の最後にかならず実施していることがあります。

それは「他者からのツッコミ」です。

みなさんが一日かけて作り上げたチラシには、ひとりひとりの想いがぎゅーっと凝縮されます。

その想いを持って作り上げたチラシに対して、思いっきりツッコミを入れてもらいます。そうすることで、独りよがりになったチラシの盲点が見えてくるんです。チラシは自分自身が伝えたいことを書き込むツールではなく、読み手が知りたいことや興味を持ちそうなことを文章化したり写真で表現するツールなんです。

想いが強くなりすぎると「デザインにこだわり過ぎてわかりにくく」なったり「修飾語や文章量が多くなることによる読みにくさ」がでてきたり、「キャッチコピーで言葉遊びする」ようになっていきます。

しかも、自分自身にとっては思い入れがしっかり組み込めて、納得できる仕上がりになったと感じます。

チラシの目的とは本来「興味のない相手に興味を持ってもらい次に誘導するための」ツールです。

チラシには人の目を惹く面白さは必要不可欠です。しかし目を惹くだけでは次に誘導するところまでは難しいです。
そこにははじめて読んだ人でも、魅力が伝わる内容であることが必須。

作り手が思い入れを持って作ったチラシは、独りよがりになり、魅力が客観的に表現されていないケースが多いんです。

なので研修の最後には、チラシのツッコミ大会をすることで、客観視してもらうんです。すると気がつけていなかった指摘が山のように出てきます。そういう客観的な評価を得ることで本当にバランスが取れたチラシへと進化するんですね。

↓こちらが研修で生まれたチラシです!改善前ですが面白いチラシが出来上がりました。


チラシ作りに必要な最後のひと手間

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