ジャイロ総合コンサルティングの渋谷雄大です。
昨日は東京都内の商人大学校というセミナーで講師として登壇させていただきました。
昼の部と夜の部と2回お話しさせていただきましたがひとつ感じたことが。
ターゲッティングの重要性
渋谷雄大という講師は、そもそも東京都内の方にはあまりハマらないということはご存知でしたでしょうか。
理由は「古臭い」からです。セミナー方法は、プレジェクターに映してスマートにプレゼンするスタイルではありません。また内容もかなり泥臭い内容(事例)が中心で、スマート都内の方にはちょっと暑苦しいと感じられるようです。
メガネも昭和初期の文豪的な雰囲気を醸し出し、確実に、おしゃれな街にはマッチしないなりでございます。
以前は東京都内でスマートにお話することにチャレンジしたことはありますが、どうもしっくりこない。
おかげさまで、昨日のセミナーでも「古臭い」というアンケート結果をありがたく頂戴し、軽く闇が広がりました。そして、このままダークサイドに堕ちてしまうのかと危険水域に達しました。
なんとか踏みとどまったのですが(一晩寝たらネタにしようと前向きになりました)、改めて感じたことがターゲッティングの重要性です。
背伸びして東京のおしゃれな街で講演会をするよりも、確実に、田舎町(悪い言い方ですみません)の受講者に受けるタイプだと再認識。
しかももにょもにょも確実に高い。
世間一般のコンサルタントや中小企業診断士は、良い意味でかっこいい人が多いし、プレゼン資料もかっこいい。内容も最新なのかもしれません。
しかし世間一般と同じことをやっていると、埋もれるだけではなく、価格競争に陥るのがオチです。
世間一般の講師は、資料を使う→私は資料を使わない。
世間一般の講師は、マジメ→できるだけ自虐ネタを交えて笑いを取ることに全力を尽くす。
世間一般の講師は、言葉遣いが丁寧→確実に口が悪い(たまにアンケートに書かれる)。
世間一般の講師は、絞れという→絞るのはだめだと言う。
世間一般の講師は、何を話すか忘れない→すぐ忘れるので、忘れたら受講者に聞く。
世間一般の講師は、自分が話した内容を覚えている→すぐ忘れるので、受講者が取ったメモを写真で撮らせてもらう。
世間一般の講師と真逆のターゲットと、真逆の価値を提供することでおかげさまでほとんどの講座では満足いただけています。ある方がレアキャラになれ!と言っていましたが、レアキャラになるには世間一般に背を向けて生きる事も必要です。
そうすることで必要とされる客層にズバッと突き刺さる話ができるようになってきました。
逆にターゲット外のお客様からは軽く引かれることも増えてきました(ありがたいことです)。
今日は午後から東京都内で研修&大阪へ移動です!!