ジャイロ総合コンサルティングの渋谷雄大です。
昨日、一昨日はネゴシエーション研修の講師として登壇させていただきました。
こちらはもう7年以上×年3回程度行なっています。
したがって結構な比率で社員と知り合いです。
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継続することで変えることができる
実は当初こちらの企業でネゴシエーション研修を実施した時には、正直、頼りなさの残る方が多かったように感じます。
しかし数年前から社員に変化が生まれてきているように感じるのです。
まず私の研修内容が社内に浸透し始めているということです。
毎回、参加者ははじめてなのですが、その同僚や上司や部下が過去に私の研修を受けているケースが増えてきています。
同僚や上司のススメで参加している方が多いのです。
当然ですが、研修で習ったことをそのまま社内に持ち帰ると、上司や同僚との考え方の違いによりなかなか実践し続けることが難しくなるのですが、このように7年以上行なうことで周囲の人材も同じ研修を受けて実践し続けているため理解が早くなります。
しかもおかげさまで私の研修を受けた後に、実際に実務で生かして成果を上げている方が多いようで、今回の研修が口コミで広がっています。
研修は実施することが目的ではなく、あくまでも社内に浸透させることで効果的なアウトプットに結びついていきます。
変えないことの大切さ
実はこの研修内容、7年間大筋の流れはほとんど変えていません。
もちろん細かな部分については常に進化させているのですが、大枠は変えません。
常に進化していくことが私のモットーなのですが、この場合は、あえて大きく変えないようにしています。
理由は先程書いた浸透を意識しているからです。
大きく研修内容を変えてしまうと、せっかく社内に浸透してきた気風にブレが生まれてきてしまいます。
何回か、大きく変えて欲しいという要望もあったのですが、お断りしました。
研修担当者は常に新しいものを求めたがります。
しかし受講者は常に新しい方達です。
研修担当者が飽きることで、新しい内容に変えたがるわけです。
でも本当に大切なことは、企業としていかに成果に繋がってもらうかです。
そういう意味では新しいものに取り組むだけではなく、徹底的に社内に浸透させるために同じことを繰り返すことも必要なんです。
そんなこんなで7年に渡って実施してきているネゴシエーション研修。
結果に繋がってきているようで講師としてはとても嬉しいです。
この調子で企業の元気のお役に立っていきます!!