ちょこっと差別化

2018/9/10

ジャイロ総合コンサルティングの渋谷雄大です。

今日から2日間。横浜の企業向けに営業交渉術研修です!
毎年ハードな内容になるので気合を入れています。

差別化病に陥らない

何でもかんでも差別化と言いますが、実は差別化病に陥っている人も多いです。

人との違いを出そうと、世の中とは全く違うものを考える。
でも違いを出しすぎると人は近寄らなくなる可能性もあります。

日本人は、人と少しだけ違う。っていうのが好きなんです。

iPhoneはみんなと同じ。
だけど、カバーや待受画像でちょこっと差別化するわけです。

日本に全く入ってこないようなスマホは買わないです。
マスコミに取り上げられないような、見ず知らずのものにはチャレンジしません。

そういう意味で、世の中に全くないような切り口の差別化はリスクが高いんです。

差別化しよう!差別化しよう!という声にいつのまにか振り回されて、人との違いを出すことだけに終始しているケースが多い。
人と同じでも全然良いんです。
ほとんど同じだけど、少しだけ違う。くらいが実は1番良かったりします。

目立つ事例の多くは、大きな差別化です(じゃないとメディアやSNSで話題になりませんから)。
でも実際にはちょこっと差別化でもしっかり売れている会社はたくさんあるということは忘れないようにしましょう。

ちょっとだけ差別化も意外と売れるという話でした。


ちょこっと差別化

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