プロの講師になるために必要なこととは?

2019/5/27

ジャイロ総合コンサルティングの渋谷雄大です。

昨日で全5回の講師養成講座がすべて終了しました。

4月に行った無料の講師養成セミナーの受講者たちから、もっともっと細かく講師としてのノウハウを学びたいという要望から生まれた講座でした。

全国から呼ばれるための講師養成セミナー | セミナー&研修.net

ですので、4月の無料セミナーを受講された人を対象に案内させていただいたのですがおかげさまで述べ20名以上の方に人気講師になるためのすべてをお伝えさせて頂くことができました。

ありがとうございました!

最終日はこの6名でした。

受講後の感想。

これまで受講された方たち

みんな見違えるようになっていきました。

勘違いしないために指摘されるって大切

講師という仕事を続けていくと、人からの指摘がどんどん少なくなっていきます。
そして人気講師になっていくと、ファンが増えていきます。
講座を開くと知り合いが増えていきます。

そうなると何が起こるか?

勘違いが起こります。

まず講師という立場の人に対して、ストレートに意見をいう人ってあまりいません。
ファンが増えていくと、ファンですから講師を過剰評価をする傾向が生まれていきます。

当然、毎回講座の満足度は高くなる。

こうなってくるととても危ない状況の陥りやすくなります。

私もおかげさまで、講座を開くと沢山の知り合いが参加してくださるようになりました。
そして講座に対してとても良い評価をいただくのです。
もちろん素直にありがとう!という気持ちで感じるのですが、一方で、その評価が本当にそうなのか?とうことは常に考えながら講座をし続けているんです。

でないと講師業は勘違いが起こる。

今回の講師養成講座では、かなり厳しい指摘をさせていただきました。

声が小さくて聞こえない!
服装が軽すぎる!
内容が全く頭に入ってこない!
あなたの自己紹介なんて聞きたくない!
話が難しすぎる!
話が練れていない!
紙芝居みたい!
単なるプレゼンテーション!
話が上滑りしている!

ほんの一部ですが、このような指摘をした上で改善点をお伝えさせていただきました。
講師として普段は指摘を受けることってありません。
プロとして本当にやっていくのであれば、こういう指摘を真摯に受け止めて前向きに進めていくことがとても大切なんです。

今回の講師養成講座はほんとうにお互いに真剣勝負でやらせていただきました。

場数を踏んでください

もちろん当社で講師をするという選択肢があります(すでに数名の方にはお願いしています)。
もうひとつは、自分でセミナーを企画して場数を増やしていってください。ということです。

今回の講座で実感したのが、圧倒的に場数が少ない。ということです。
自分自身のこだわりが強すぎて、セミナーの機会を減らしてしまっているという点です。

自分で企画して場数をふむことがとても大切です。

その際の注意点があるんです。

身内でセミナーをやらない

知り合いを集めてセミナーをするケースがありますが、これって盛り上がるのが当たり前です。
プロの講師というのは、基本、初対面の相手をどうやって動機付けしていくか?に真骨頂はあります。
これが身内を集めたセミナーの場合、すでに信頼関係が出来上がっているので評価が低くなることはありません。

そして、指摘を受けることもありません。

多くの感想は「素晴らしかった!」「楽しかった!」「勉強になった!」です。

それでは場数にならないんです。
できるだけ知り合いがいないところで場数を踏んでほしいです。
苦しい状況でこそ成長が促進されます。

無料ではやらない

セミナーを自分で開催するときは、必ず、少額でも良いから有料セミナーにしてください。
4月に私どもがやった講師養成セミナーは特別ですが、原則的にお金をもらうセミナーを企画してください。

でないと講師と受講者に責任が発生しません。

お金を払うからこそ、受講者はシビアに相手を見るようになる。講師はそれに応えようと最大限努力する。

必ずお金をいただき、責任が発生する講座をやってください。

苦手なテーマでセミナーをする&苦手な客層相手に

自分の得意なテーマでセミナーをしてもなかなか成長は促されません。
あえて苦手なテーマでセミナーを開くのもオススメしています。

私自身が、かなり無茶振りテーマでセミナーをやってきました。

突然、相続税について話してほしい、と依頼を受けたりしました。
でもその時って、本当に一生懸命考えてやりました。

おかげさまで得意分野となりました。

また、苦手な客層相手にやるのもおススメです。

同じ年代でセミナーをしても、ハッキリ言って、失敗しにくいです。
以前私がやったセミナーで・・組合の講演会でした。

受講者の平均年齢は75歳。

40代前半のわたしからすれば未知の世界です。
でもおかげさまで、今までにないほど高い評価をいただきました。

違う年代に向けて実施することで、幅広い対応力が身につきます。

興味のない相手に話をする

私たちは展示会向けセミナーというものをやっています。
ある展示会の一角で、イベント的にセミナーをするというものです。

受講者は展示会周りに疲れて、ちょっと休む場所を探していたら、たまたまセミナーがあったので休憩がてら参加したという人が半分くらいです。

ハッキリ言ってセミナーとしては、非常に難易度の高いものです。
もともと興味のある人に話すのは、誰でもできることです。

興味のない相手を惹き込んで、こちらに釘付けにできるかどうかが講師としての力量だったりします。

誰も興味がない相手に普通に話をすると、講師の問いかけには全く無視。
セミナー中に「なんの講座なの?」とか聞かれる。

そんな状況でセミナーすることもとても大切です。

いくつかお伝えしましたが、基本的に私はこれらすべてを経験し続けてきました。

これから講師をやりたい人はぜひ覚えておいてほしいです。

「同年代で同じ悩みを持つような身内を集めて、得意なテーマを、無料か無料に近い金額でやって」も講師としての力量は全く上がらないってことです。

プロ講師というものは、どんな状況であっても70点を叩き出せる人です。
だからこそ、最悪な状況を自分で作り出して日頃から磨くことが大切なんです。

上記のような環境で高評価を得られるようになったら、どんなセミナーでも70点は取れるようになります。頑張ってください!

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講師になりたい人はぜひ私の話を聞きにきてください。
きっとわかるはずです。

※数日しか参加できない人にも「ビデオで復習できる」ようにしましたのでご安心ください。

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