令和時代の工務店営業とは?

2019/5/14

ジャイロ総合コンサルティングの渋谷雄大です。

今日は福岡県の博多に来ています。
工務店向けのリフォーム営業セミナーをやってきました!

数年ぶりに博多でお話ししたのですが、なんと、数年前にお話しした時にも受講されていた方がまた来てくださいました!
こういう数年経っても覚えてもらえているって本当に講師冥利に尽きますよね。

令和時代のリフォーム営業についてお話しさせていただきました。

工務店がまずやるのはハードルを下げるコト

ことですよね。
地元の工務店に相談に行くにしても、今の人たちはとてもじゃないけれどハードルが高くて相談にいけません。

そうなるとどうなるかと言えば、量販店で展開しているリフォームコーナーとかに行ってしまうんです。その方が営業された時に逃げやすいので安心ですもんね。

モノからコトへと言われていますが、今はコトからヒトへ移り変わっています。コト(体験)も飽和状態になりつつあり、今は、信頼できる人で選ぶ時代。

これって工務店が1番良かった時代と同じ状況なんです。

当時は、地元で信頼できる工務店の◯◯さんだから、ということで色々とお願いされていました。
それが時代が変わり、地域でのつながりが薄くなっていく。
人とのつながり見えにくくなり、工務店の社長の人柄も見えにくくなってしまった。

昔は地域でお祭りをやっていたり、工務店自体も地域イベントを開催していました。
しかし今そういうことは「無駄」の一言で片付けられ辞めてしまった工務店も多い。

工務店のハードルはとても高くなってしまった。

かといって、多くの工務店はSNSやウェブへの取り組みが弱い。
せっかく、ハードルを下げられるツールがあるのに使おうとしないんです。

今本当に必要なことはハードルを下げることであって、品質を高めることではない。困った時に気軽に相談出来るような関係性を作っておくことが今は必要なんです。

どれほど素晴らしい技術であっても、その手前にいる「人」が警戒されてしまえばせっかくの技術も霞んでしまいます。

まずは人を出すことなんです。

例えば、老舗のトンカツ屋があったとしましょう。

全く同じトンカツを出したとして、どう見ても新人アルバイトの格好をしてトンカツを提供するのと、熟練した職人のような格好をしてトンカツを提供するのとでは、トンカツの味は変わってくるんです。

人は雰囲気で技術の評価を変えたりします。

そういう良いでも、技術だけではなくそれを提供する人ってとても大切。

「っぽい」や「そう」って大切なんです。

職人っぽい。
プロっぽい。
熟練っぽい。
すごい人っぽい。
優しそう。
面白そう。

「っぽさ」を出すためにも「人」を出していかなければ、これからどんどん厳しくなっていきます。
「っぽさ」は客単価のアップにもつながります。

人口が減っていく中で考えるべきは、客単価のアップとクチコミの2つなんです。

「っぽさ」というのは技術に付加価値をつけるものです。

人を出すことは、ハードルを下げつつ、「っぽさ」をだしていく上でもとても重要。
ぜひ今すぐSNSを使いながら「人」をだしていきましょう。


令和時代の工務店営業とは?

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