起業・創業の第一歩は自分自身を正確に知ること!

2019/5/4

ジャイロ総合コンサルティングの渋谷雄大です。

ゴールデンウィークもあと3日です。
そろそろ本番モードに戻していかないとですよね。

5月以降は起業・創業セミナーの予定が増えてきます。
7月ごろからは日本中の商工会や商工会議所で起業・創業セミナーの講師としてお話ししにいくのですが、起業・創業する人が陥りがちな罠がいくつかあるんですね。

勘違いを正す

1番多いのが「勘違い」です。

これには2種類の勘違いがありまして、自信過剰の勘違いと過小評価の勘違いです。

自信過剰の勘違いとは「絶対の自信」を持ちすぎている割には大したことがないってパターンです。
大企業で役職を経験した人などが比較的陥りやすいですね。
あとは若い人にも多いです。

大企業で経験したものに絶対の自信を持って独立開業したは良いけれど、実はその経験は会社というバックボーンがあっての経験だったということです。
自分自身が考えついたアイデアは世の中に存在しないすごいものだ!という勘違いも多いです。

自分の得意を「強み」と表現されることがありますが、強いかどうかは競合との「比較」で決まってきます。
どれだけ自分自身に自信があったとしても、それが井の中の蛙であることも往々にしてあるんです。

自信過剰な勘違いをしている人は、「周囲を見ようとしない」傾向があるんです。
自分だけをみて強いと判断してしまうんです。

しかも大企業の役職者だったりすると、勤めていたとき周囲からチヤホヤされていたケースが多いんですね。
だから自分自身がすごいと勘違いを起こしやすい。

自分が考えたアイデアだからすごいんだ。という飛躍した論理になりやすいんです。

でも良く見て欲しいのは周囲です。

起業する際には一旦冷静になることです。
周囲と比較したときに、それが本当に強みなのか?
もしかしたら現時点では強みになっていない可能性もあるということを受け入れることって大事です。

あと、若い人の場合は、分析スキルが不十分であることが多いです。
たしかに何事もチャレンジすれば良いと思いますが、それでも周囲の分析は欠かせないです。

若いときは、思いの強さは最強の武器になります。
ただし諸刃の剣でもあり、それが客観性を失わせることもある。

自分自身のアイデアが、世の中でどのくらいニーズがあるのか?
徹底的に調査して動き出すことをお勧めします。

もうひとつは「過小評価の勘違い」です。

今度は逆に自分自身を必要上に過小評価してしまうという傾向です。

女性や主婦の方が起業する際によく言われます。

「私なんかが起業して良いんでしょうか?」

自分自身の発想力を過小評価しているケースです。
起業は誰にでも可能性があります。

それが女性とか主婦とか全く関係ないですし、未経験であったとしても真摯に学び、経験を積んでスキルアップして成功している方も沢山います。
私も全国でアドバイスさせてもらっていますが、本当にこういう方が多いです。
正直にいうと、そうやって謙遜する人の方が可能性を秘めているなあって感じることが多いんです。

謙遜している割に、とても良いものを持っている。

だから自信を持っていただきたいんです。

勘違いは自分では気がつけない

だからこそ私が日本全国でやっている起業・創業セミナーが重要なんです。
勘違いは自分ではなかなか気がつくことができない。

人から見てもらって、はじめて気がつくことができるんです。

こういうセミナーの最大のメリットは、講師の話ではないと思うんです。
それは「周囲から客観的にアドバイスがもらえる」という点です。

自分自身のアイデアや経験が本当に強みなのか?というのは周囲からはよく見えます。
人のことはよく見えるのが人です。
自分のことは意外なほどわかっていない。

だからこういう機会に、自分自身が勘違いしていないか?をしっかり指摘してもらうことが大切なんです。

起業・創業するのにまず必要なことは「自分を正確に知る」ということです。
ここがズレてしまっては、その先のビジネスモデルをつくるステップでどんどんズレが大きくなっていきます。

ぜひとも自分自身を正確に知るためにも、こういうセミナーに顔を出してみてくださいね。

ジャイロ総合コンサルティングの起業・創業セミナーの予定はこちらに随時載せていますのでぜひお顔出してくださいね。
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