自己紹介で滑る人が続出していますので気をつけましょう!

2019/5/2

ジャイロ総合コンサルティングの渋谷雄大です。

先週から講師養成講座を5週に分けて行なっています。
4月28日に第一弾の講座を行なったのですが、今回は4名の方にご参加いただき密着指導をさせていただきました。
わたしと大木ヒロシの両名で担当。
10時〜16時30分までみっちり。

今回の講座では講師としての考え方だけではなく、セミナーの場の作り方。話の展開の方法。どのタイミングで質問すべきか。そして最後には受講者全員に模擬研修をしてもらい、細かくアドバイスをさせていただきました。

大木ヒロシは20年以上講師として第一線で活躍しています。
私も15年近く講師としてお話しさせていただいています。

今回の講座ではかなり細かなテクニックをお伝えしてきました。

動機付けで勝負はきまる

今回の講座は、研修ではなく講演で呼ばれるためのテクニックです。
研修と講演はそもそも全く別のものです。

講演会で呼ばれ続けるためには「動機付け」がとても大切です。

で、かなり重要なポイントが「自己紹介」です。

多くの講師の自己紹介がたんなる経歴紹介になっているんです。
もしくは講師の実績自慢になっている。

受講者は、講師の経歴を聞きにきたいわけではないです。
受講者は、講師の自慢話を聞きにきたわけではないんです。

「この講師から何を学べるのか?」が知りたいんです。

講師は経歴や自慢話を漫然と話してはダメです。
自己紹介で失敗してその後グダグダになっている人が多い。

まず、自己紹介はテーマと一致していなければならないです。
そしてテーマと一致している経歴だけをピックアップして話しましょう。

そして、自己紹介そのものが学びにならないといけない。
自己紹介そのものが受講者の役に立っていないとなりません。

受講者は貴重な時間を割いて来ています。
自己紹介時間も講義の一環です。

そこで学びのない自慢話は講師としての責任を果たしていないのと同じ。

セミナーテーマに合わせて、あなたの経歴をどうやって抽出するかです。
経歴というよりはエピソード紹介です。
だからテーマの数だけ自己紹介が存在します。

私の場合は、

経営者向けのセミナーの場合は
「はじめて勤めた会社が倒産して債権者集会で話したエピソード」

事業承継セミナーの場合は
「2018年9月にジャイロを継いだエピソード」

SNSセミナーの場合は
「最近、SNSで2名人材採用をしたエピソード」

創業セミナーの場合は
「中小企業診断士で独立したての頃のエピソード」

セミナー内容によって自己紹介はすべて変えていきます。

それほど自己紹介は重要なポイントです。
ここで滑ればずーっと滑って終わりです。

気をつけましょう。


自己紹介で滑る人が続出していますので気をつけましょう!

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