起業・創業成功には信用を積み上げて信頼を獲得せよ!

2019/4/18

ジャイロ総合コンサルティングの渋谷雄大です。

昨日は急遽、起業・創業を成功に導くためのポイントについて私と高田講師の両名で対談させていただきました。
下記の画像をクリックいただければ動画を見ることができますのでこれから起業・創業を考えている方はぜひご覧ください。

起業・創業成功のポイント(ライブ配信)

ということで、今日は起業・創業成功のポイントについてです。

経営者の資質を磨くことが起業・創業で最重要ポイント

昨日の起業・創業ライブ配信でもお話したとは思いますが、起業・創業を成功させるうえで重要なポイントは言わずもがな「経営者としての資質」です。
とくにスモールビジネスなどをはじめる場合は、経営者としての資質次第であっという間に業績は変わってきます。

では経営者に必要な資質とは何でしょうか?

高田講師の意見は「覚悟」が必要だと動画内で話していますね。
私の意見は「決断力」がもっとも重要だと感じています。

覚悟も決断力も本質的には近いように感じますが、やはりこのあたりをどう磨いていくかが勝負になると思います。

高田講師はライブ配信の中で、飲食店を開くために佐川急便に数年間仕事をして開業資金を貯めたと言っています。
飲食店という夢を実現するために覚悟をしたら、佐川急便で働いてお金を貯めることなんて全然大したことではなかったと話していますが、まさしくそのとおりではないでしょうか。

覚悟がなければ「佐川急便で働くのは大変だなあ」と不安になり行動をしなくなるかもしれません。
しかしいざ覚悟が決まってしまえば、目的を達成するためにはどんな行動でも厭わずにできるようになるのではないでしょうか。

覚悟を決めるには何がやりたいのかを突き詰めるしかない

そしてもうひとつ重要なことは、やりたいことが覚悟を決められるテーマなのか?という点です。
中途半端な気持ちでは起業・創業はなかなか継続が難しいのも事実です。

へんな話ですが、起業してリスクを負うよりも、会社に勤めて安定的に給料をもらっていたほうが良い場合も多いです。

それでも自分自身がやりたいことに向かってリスクを負って起業するというからには、覚悟を持つことはとても重要。

まずは本当に覚悟を決めて没頭できるテーマかどうか?
佐川急便で働くくらい屁でもないと思えるものなのか?

そう自分自身に問いかけてみることも大切です。

自分がやりたいと思っていることを実現させるためには、道半ばに待ち構えているどんな苦労や困難にも立ち向かうと決めましょう。

覚悟は信用を積み上げる

そしてライブ配信でもお話しましたが、覚悟がある人は自然と信用を積み上げていきます。

信用とは過去の蓄積のことなんです。夢を実現させるためのどれだけ努力してきたのか?という過去の努力の結果を信用と言います。

その信用度合いによって、その人を信頼するかどうか?を決めるわけです。

一方、信頼とは「未来への投資」です。

未来は予測できません。リスクばかりです。リスクと信用を天秤にかけて信頼すべきかどうかを判断するわけです。

例えば、銀行が融資をする際には、融資担当者は経営者の信用をみます。
銀行の預金残高。コツコツ通帳に貯められているか?という信用をみます。誰かからお金を借りて通帳に振り込んでも信用としては認められません。
あくまでも自分自身で積み重ねたという信用をみるんですね。

ほかには仕事の経歴。何年その仕事に従事したのか?という過去の信用をみます。長年、その経験を積んでいることで未来を信頼する材料にしているわけです。

例えば、佐川急便で数百万円をためた高田講師ですが、これだって仕事に対する本気度合いが伝わります。

ライブ配信のなかでもお伝えしましたが、信用を積み上げることで信頼を獲得するわけです。

苦労を厭わずに蓄積したものが将来の信頼につながっていくわけです。

未来の可能性に投資するかどうかは過去の信用がベースになっていくんです。

そのベースを作り出すものが、覚悟というわけです。

決断力も覚悟から生まれる

そして私が伝えた「決断力」も覚悟から生まれるものだと考えています。

覚悟することで生まれるものは、「やるべきこと」と「やりたくないこと」がハッキリするというメリットがあります。

目的がハッキリすれば、やるべきことは明確になる。実現のための道もハッキリ見えてきます。

その道から外れるものであれば、やらない。その道を活かすものであればやる。

判断基準が明確になることで、決断力は磨かれるんですね。

そして「決断力」は経営者に必須の能力です。

毎日、決断をし続けるのが経営者。

決断をしなければ、事業は停滞もしくは後退するだけです。

優柔不断では経営者はやっていけません。

サラリーマン(会社員)は決断が苦手

これから起業・創業する方にお伝えしておきますと、会社員の人は決断が苦手な人が多いです。

自分の収入が犠牲になるリスクを負うような決断をする場合は殆どないはずです。だからこそ会社員なのですから。

そういう意味でも、自分がリスクを負って決断する経験が圧倒的に少ないわけです。

これから起業・創業するにあたっては、まず決断する練習が必要です。

決断練習をしつつぜひ決断力を磨いていってほしいです。

磨き方は簡単です。

身銭を切ることです。

自分の責任で、身銭を切る決断をすることです。

ぜひそういう訓練をして見てほしいと思います。

ライブ配信では、それ以外にもたくさんお話していますのでぜひともご覧ください。

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