「2040年には市町村の半分が消滅の危機」に経営者はどうかんがえるべきか?

2019/3/22

ジャイロ総合コンサルティングの渋谷雄大です。

3月も終わりが近づいてきましたね。新年度の向けての取り組みはもうきめましたか?

先日、チカイケさんのTwitterにこんなツイートがありました。

 

ちなみに面白いサービスを発見しました。

未来年表というサービスで、未来に何が起こるのか?を簡単に見ることができるサービスです。

https://seikatsusoken.jp/futuretimeline/

ちなみに2020年には、

  • 40代の男性の未婚率が24%に
  • 60才以上の人口が日本全体の40%になりシニア関連ビジネス市場が160兆円に拡大
  • 埼玉県の総人口が683万人に減少する
  • 埼玉県の就業者人口が35万7千人に減少する
  • 埼玉県の高齢化率が29%に達する

だそうです。

日本の将来に起こりうる状況をあらわしたものです。
全てがこの通りに行くとも限りませんし、個々の情報の信ぴょう性まで調べることは未来の可能性に言及しているだけですので難しいかも知れません。

経営者としては批判や黙認せずにこれをどう活かすか?

こういう記事を見たときに、反応は分かれます。

ひとつは、将来を悲観して評論するケースです。もう日本はだめだ。国が悪い。どうしてくれるのだ?誰かなんとかしてくれ?という反応です。

テレビのコメンテータの多くは、評論するだけで何も解決策を提示しませんよね。

もうひとつは、これをチャンスと捉えてビジネスに反映しようとする発想です。こちらが経営者としての発想ですね。

変化はチャンスと捉えられるか?

ビジネスが大きく変わるのは、世の中が変化したときです。
世の中が変化するタイミングで、社会には隙間が生まれます。

変化を先読みすること、そして、その変化に対応してビジネスモデルを構築していくことが経営者に期待されています。

変化に不安を感じて批判することは誰にでもできることですが、これを自社のビジネスモデルに組み込むことで成長のキッカケを掴むことができます。

そしてもうひとつ。

なるべく早く手を打つことです。

早ければ早いほど、有効な打ち手が考えられるんです。しかも数多く。

そう考えると、見えている未来をしっかりと予測して、対応策をいくつも打っていくことが求められます。

経営者は未来をつくる仕事

経営者は未来に罠を仕掛ける仕事です。一方でスタッフは今の仕事を成功させることが最大の仕事です。

先の読めない未来を創造する。それが経営者の仕事なんです。

そして変化は「とっても美味しいチャンス」ということです。

未来の顧客を生み出す仕事を戦略といいます。
今の顧客を満足させる仕事を戦術といいます。

タイミングは、山のように転がっています。

罠を仕掛ける場所どうするか?まさしく創造力が試される場面です。

まだ起こっていない未来を読む。

狩猟のようです。

未来という獲物の行動を予測して、罠を仕掛ける行為そのものです。

けもの道などかすかなヒントが頼りです。

そのかすかなヒントから、様々な可能性を想像し、手をいくつか打ってみる。

そういう中から、当たりが生まれるんです。

ぜひ変化を前向きに捉えていきましょう。

嗅覚を磨いておきましょう。


「2040年には市町村の半分が消滅の危機」に経営者はどうかんがえるべきか?

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