創業希望者にダメ出しするだけの専門家は、ただのおせっかいなおばちゃんと同じ!

2019/3/19

ジャイロ総合コンサルティングの渋谷雄大です。

昨日は越谷商工会議所で創業セミナーの講師としてお話させていただきました!

30名近くの方にお集まりいただきまして、2.5時間わいわい楽しく創業について解説してきました!

創業も販売促進も苦しいものではない

創業セミナーをやっていていつも違和感があるのが、苦しそうに考え込んでいる人が多すぎるってことです。
で、先日、受講者さんから聞いたんですが、創業セミナーの講師やコンサルタントに相談すると「難しいよ」「苦しいよ」「大変だよ」「そんなに甘くないよ」とアドバイスされるそうでなんです。

それで自分が考えていた創業アイデアがまるでだめなものに思えてくるそうなんですね。

それでせっかく参加した創業セミナーや創業塾なのに、ダメ出しばかりされて終わり。らしいんです。

正直、その話を聞いたときに、「そんなのコンサルタントでも中小企業診断士でもない!ただのおせっかいな友人と同じレベルじゃないか!」って憤ってしまったんです。

ダメ出しくらいなら、素人でも誰でもできる。
それじゃだめだよ。それはやめたほうが良いよ。もっと違うものできない?

そんなのプロがアドバイスする内容ではないし、普通の主婦からすれば、専門家らしき人から言われたら、もうそれだけで萎縮してしまい「そんなものかな?」「やっぱり甘かったのよね」という結論に至ってしまうんです。

創業者は、その事業がやりたくて相談しているんです。

無責任なダメ出しではなく、少なくとも何かしら創業が成立するようなヒントを与えるくらいはしてほしい。
世の中に存在している商売であれば、少なくとも工夫次第で、必ず成立するような可能性はあるんです。

創業したい人の話を丁寧に聞いていけば、必ず突破口は見つかるんです。丁寧に話を聞かないから、たんなるダメ出しで終わってしまうんです。ネットショップでも副業でもやりようはいくらでもあるんです。

もしくは、最初はやりたいことができないかも知れないけれど、別の事業をやって、そのあとにやりたい事業につなげていくというような2ステップ法だってあるわけです。そういう様々な可能性を吟味してアドバイスしてあげてほしい。

自称専門家の無責任な余計なダメ出しによって、本当は可能性がある人達の可能性を潰さないでほしい。

創業も販促も苦しむ必要はないです

創業の原動力は、夢や可能性です。それを原動力にして突き進むんです。

廃業率が高い日本ですが、これは実は、統計のとり方によってかなりブレのある数字です。
そもそもネットショップや副業まで含めた統計ではないため、実際のスモール起業(私はマイクロ起業と言っています)まで含めるとそこまでリスクが大きい業種ばかりではありません。

大切なことは、身の丈にあったレベルからスタートすることです。もし失敗したとしても次にチャレンジできる規模をしっかり把握することなんです。

そうやって何回も失敗を繰り返しながら、ビジネスの勘を磨いていくことがとても大切です。
ビジネスの勘は失敗から磨かれます。次に活かす意志さえあれば、次のビジネスの成功率は高くなります。

そのためにも前向きに創業を考えてほしいです。

これは販売促進も同様でして、失敗しながら試行錯誤の末に最適な方法が見つかるんですね。
はじめから反応を取ろうと思っても難しい。試行錯誤を繰り返すことではじめて自分なりの方法論が見えてくるんです。

失敗を恐れで必要以上に苦しむ必要はない。

よく考えてみてほしいです。

創業って、そんなに苦しくて、大変で、難しいものですか?

アドバイスをくれた先生(専門家)は独立している人ですよね。その人に聞いてみてください。

「ではなんで先生は独立したんですか?」
「先生はどのようなリスクを想定して、どのように対策を講じたのですか?」

私も聞いたことがあるのですが、そういう先生ほど実は自分が独立するときに何も考えていないことが多かったです。
そしてそれは私も同じです。正直言えば、しっかりリスクを分析して創業しませんでしたが、いまこうして生きています。

なんとかなります。そのなんとかする方法をアドバイスするのが、専門家の仕事です。

販売促進ってそんなに面倒くさいものですか?

だったらやめたほうが良いです。

本来、お客様との出会いのツールです。作り手が楽しめないものは、相手に伝えることも難しいものです。

苦しみながらやるくらいなら、やめた方が良いです。

追伸:創業を考えている人へ。専門家は選びましょうね。


創業希望者にダメ出しするだけの専門家は、ただのおせっかいなおばちゃんと同じ!

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