悩みは元から根絶せよ!

2019/2/12

ジャイロ総合コンサルティングの渋谷雄大です。

今日は大阪で電気屋さん向けのチラシセミナー。
終わったら明日の研修のため下関へ移動です。

人生初の20分の講演会。
逆に短すぎてどう絞るか悩み中です。

悩みは元から根絶せよ

もともと私は心配性で悩んでばかりの性格なんですね。
だから朝起きるといつも不安からスタートするタイプ。
この仕事をはじめてもしばらくはそんな感じでしたから、翌日のセミナーや研修会の心配で寝汗がすごかったのを覚えています。
冬場でも朝起きると、寝汗でビショビショ。

今でもたまに見ますが、以前ほど感じなくなりました。

根本的に仕事の仕方を変えたことが原因です。

大抵の悩みには、大元があるんですね。
どんなに枝葉の悩みを解決しても、大元の悩みにフォーカスしなければ悩みは消えることはない。

私の場合、セミナーや研修会の悩みの大元は知識不足でした。

大学も必死に勉強してなんとか入りましたが、そもそもが落ちこぼれ街道をまっしぐらでした。
本を読むのも苦手ですし、数学はほとんどできない。
勉強しても片っ端から忘れていく始末。
その後、社会人を経験したあとに、中小企業診断士の資格を取得したのは良いですが(偶然にも1年で合格してしまった)同期の診断士との会話についていけない。

圧倒的な知識不足の中で、しばらく進んでいたのが原因でした。

そのくせに人前では「先生」と呼ばれるような仕事をしてしまっている。
資格を持っているからそれに見合う実力があるかというと全然違うんですね。
そんな状況では悩むのも当たり前です。

一時期は、なんとか知識を増やしてみようとも思ったのですが、元来苦手なので、本が頭に入らない。なかなか難しい。

そんな時です。

自分の得意なもので悩みを根絶せよ

という言葉を誰かからいただきました(実は誰に言ってもらったのか覚えていないんです)。
そもそも勉強が苦手で来た私が、勉強してもダメだってわかったんですね。

そこで実践したのが、とにかく現場の実例を中心に学んでいこう。
私みたいな落ちこぼれでも分かるように、相手にわかりやすい言葉を伝えていこう!
という風に、知識を増やすという方向性から、現場に寄り添うという方向性に変えました。

それからですが、少しずつ、寝汗をかかなくなっていきました。

徐々にですが、現場で知恵をつけていったり、分かりやすく話す工夫をしているうちに、本を読んでもっともっと分かりやすく伝えていくだけではなく、より実践的な内容を伝えていきたいと思えるように変化していったんです。

それから本も読めるようになってきて、知識量も増えてきました。

実は人前で話すのがもともと大の苦手で、悩んだ時に、話し方を学んだこともありましたが、全然効果なし。
話し方が根本的な原因ではなくって、自分自身の後ろめたさや実力のなさが根本にあったんです。

悩みは誰にでもある。
ただしその悩みが枝葉なのか、大元なのかをよく考えてみるんです。
そして大元になっている悩みの種を特定して、そこに正面切って向き合う。
私はしばらくそこを避けて生きてきたんですね。
向き合えば必ず解決策は見つかります。


悩みは元から根絶せよ!

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