ジャイロ総合コンサルティングの渋谷雄大です。
昨日は米子商工会議所でこんな研修をやっていました。
全2回の講座でしたが、新たな商品やサービスの作り方とその情報発信について学んでいただきました。
新商品開発6つのキーワード
新しい商品やサービスを開発するにあたっては6つの切り口で考えてみましょう。
価格戦略
価格に関しては、3:4:6と3:5:15の価格設定を考えてみることが大切です。
松竹梅戦略ですが、その商品特性によって価格戦略は変わってきますね。
価値戦略
価値については、2つの要素を組み込んでみましょう。
面白い切り口と役に立つ切り口です。
面白いとはワクワクするような、プラスのメリット。
例えば、デザインや盛り付けが可愛いくてインスタ映えする。みたいな商品そのものの価値というよりは、その周辺の価値です。
役に立つとは商品の機能的な側面で、これがなければ商品として成り立たないようなものです。
例えば、商品そのものの機能性や、最低限の味付けなど商品としての機能価値です。
利便性
利便性に関しては、4つの切り口があります。
・簡単:簡単に◯◯できる。
・時短:もっと短時間で◯◯できる。
・満足:もっと長時間じっくりと◯◯してくれる。
・個別:ひとりひとりに合ったものを提供してくれる。
この中から、利便性を打ち出していくんです。
身体
身体についてですが、これはお客様が日頃感じている不満を解消するサービスです。例えば、新商品を導入する事で担当者が残業するという実質的なデメリットを解消するために、営業が部分的にお手伝いするというようなことです。
社会と関係性
これはお客様との関係性のことです。
私のようなコンサルタントは通常、ある程度の距離感を取ることがおおいです。先生などと呼ばれる人もいます。
しかし私の場合は、近い関係性で接しています。
AKB48など会えるアイドルなどもこの関係性を変えた例ですね。
時・時流
最後の時・時流ですが、これに関しては「今である理由」の提示です。
例えば、何かしらの事件が起こった時に、法律が変わることがあります。そういう時に先駆けてサービス提供する事で一定の仕事が入ってきます。
工務店などは、国の施策で補助金がでたります。こういう期限付きの制度などがでたときは営業チャンスです。
もちろんこの全てを新しい切り口にする必要はなく、このうちいくつかを変化させる事で新たな商品のタネになっていくんです。
ぜひ試してみましょう。