ジャイロ総合コンサルティングの渋谷雄大です。
昨日は中小企業大学校広島校のサテライトゼミで下関市で研修をさせていただきました。
今回の研修は3名の方にご参加頂いておりますが、少人数制ということでひとりひとりにアドバイスをしながら進めていく形式になっています。ひとりひとりの悩みに寄り添いながらお話できるって良いですよね。
SNSの特性を知った上で活用する
昨日の研修では、InstagramとTwitterの2つのSNSについて活用方法を学んでいただきました。
その際にお伝えしたのが、SNSごとの特性を理解した上で活用していこうということでした。
もちろんプライベートでSNSを使うぶんには自由にやっていいと思いますが、ビジネスで活用するとなると漠然とSNSを活用してもなかなか結果につながっていかない場合が多いです。
なのでSNSごとの活用のポイントを学ぶことでより有効な活用が可能です。
Instagram=ステージの上から話しかけるやや一方通行ツール(出川哲朗型)
Twitter=ステージから飛び出して、客席に自らが飛び込んで交流するツール(江頭2:50型)
Instagramは他のSNSと比べてもやや一方的な情報発信ツールに近いです。ステージの上に立っているアイドルのようなイメージ。芸人で言えば、出川哲朗型?あくまでもステージの上から観客に話しかけるイメージで観客と絡むことは少ないです。
一方、Twitterはアイドル自らが観客席に飛び込んで握手しまくるイメージです。芸人で言えば、江頭2:50的な感じでしょうか。
ですので距離感に違いがあります。
Instagramは「わたしもあんな風になりたい」を刺激するツールです。
自社ブランディングに活用したり、憧れなどの感情を刺激します。コンサートを観に行くファンみたいなもの。
Twitterは「わたしにもなれそう。あの人の横に並びたい」を刺激するツールです。
身近にお客様と交流しながら、安心感や信頼感などの感情を刺激するツールと言えます。仲間意識を生み出すものでしょうか。
どちらの関係性を作りたいのか?で活用すべきものは変わってきますね。
また、TwitterとInstagramの違いについてあるグラビアアイドルが話していました。
Instagramの方が、軽めのファンが多い。
一方、Twitterの方は、割とコアなファンが増えやすいって。だから濃いファンを獲得したいならTwitterが向いている。というような内容です。
Twitterは、やりとりをこまめにすることで相手との信頼関係と仲間意識を積み上げていきます。
Instagramは、いかにして舞台上でパフォーマンスを発揮させるか?なので舞台演出=投稿内容が重要です。
Twitterは短距離走。Instagramはマラソン。
あとは時間軸の捉え方も異なります。
Twitterは短距離走と同じで、瞬発力がとても大切です。ツイートした瞬間が一番反応がでやすいです。
逆にInstagramはマラソンと同じ。やや長期戦です。ハッシュタグ(#)経由でフォロワーさんはやってきます。下記のようにだいぶ前に投稿した恋ダンスの動画も、未だに人気投稿に入っています(元々投稿数が少ないので残りやすいため)。
Instagramの場合は、投稿したあとに徐々にアクセスが伸びてくるケースが多いです。ですのである程度長期戦になりやすいです。
Twitterは日々、活動しつづけることが大切。Instagramは1日1回程度の発信でも十分反応がでてくる。
それぞれのSNSの特性を知った上で活用方法を模索していきましょうね。
昨日の下関市でのSNS研修の風景
ほんと和気あいあいな感じで進んでいる研修で楽しいですね。