小手先はもう通用しない(集客も採用もね)

2019/1/14

ジャイロ総合コンサルティングの渋谷雄大です。
3連休の最終日です。

明日からのお仕事に向けて準備と読書をしています。

小手先の講師選定は通用しなくなっている

例えば、セミナーや講演会、研修会の受講者集めについて。
少し前であれば、地域にチラシなどを配布して受講者を集めていました。
あるいは、ウェブサイトにセミナー情報を掲載して受講者集めをしていました。

でもここ最近、従来型の方法では、
受講者が集まりにくくなっているようです。

私のところにも、人が集まらないので協力して欲しいという依頼が結構きます。

小手先の集客が通用しなくなっていることに気がつかないといけません。

ゼミ屋と呼ばれるセミナー講師の斡旋業者がいます。
登録しているセミナー講師をカタログにして、営業しています。

営業している側も講師の講座を聞いたことがない。
カタログを見ている主催者側も講師のことをよく知らない。

営業側は、なんとなくおススメするけど、どんな話をするのかよく分かっていない。
ススメられるがままに、講師を選んでしまうケース。

そんな状況で作られたセミナーってあります。
誰も講師のことをよく知らないで作ったセミナー企画。

情報を集めている受講者候補はすぐに見抜きます。

募集内容の文言や内容が薄く、そして整合性がないんです。
しかも今はSNSなどを通して、講師のクチコミや情報を調べます。

隠してもその講師の実績や評判は筒抜けなんです。

そして一度、そういうセミナーをやって大失敗すれば、2回目以降に開催する時には主催者も悪い評価が付きます。
「どうせあそこが企画しているセミナーは大したことがない。」って。

小手先で選んだ講師はもう通用しない時代になりました。

小手先の集客も通用しない

そしてもうひとつ。
短期間で“お手軽に”“金にものを言わせて”人を集めることは難しくなっているということ。

私はFacebookやTwitterなどを毎日コツコツやっています。
理由はいろいろありますが、関係性ができていない人にいきなり「来てください」って誘っても来ない時代だからです。

人が集まらずに困って連絡をいただく方の特徴は「受講者候補の人たちと普段まったくやりとりしていない」んです。
で、企画をした段階で突然、来て欲しい!って誘うわけです。

当たり前ですが、普段からやり取りをしていない人に突然来てください。と言われてもいきません。

日常のコミニュケーションが、集客力に大きく影響しているということです。

セミナーでもなんでも良いですが、人がものを買う。セミナーに参加するにはいくつかのステップがあります。

そのステップで重要なのが「信頼」です。

信用できる人を信頼して、申し込むんです。

信頼してもらうためには、それまでのやりとりで信用されていることがとても大切です。
日頃のやりとりが、信用の材料になります。
その信用があるからこそ、
セミナー募集した時に、内容について信頼してくれて申し込みに繋がるんです。

信用と信頼については、先日、ツイッターに書きました。

信用=信頼するために必要な材料(過去)
信頼=信用材料をみて未来を託せる(未来)

残念ながら、チラシやウェブサイトで手軽に集客できる楽な時代はとうの昔に終わっていることに気がつかないといけない。

面倒であっても、年中活動していく中で、受講者候補の人たちに信用してもらわなければいけないわけです。
信用されているからこそ、未来の信頼を勝ち取ることができる。

日々のコツコツ活動こそが、セミナー集客には必要不可欠なのだと覚えておきましょう。

人材募集も小手先が通用しない

そして最後に、人材募集も同じです。
本当に優秀な人材を集めたかったら、日々の活動を見せながら信用を積み上げなければならないです。

その信用価値があるからこそ、信用してくれて応募に繋がるんです。

おかげさまでbosyuというツールで人材募集をかけていますが、すでに5名ほどの方からお問い合わせを頂いております。
これだって日頃の活動を見てくださっているからこそ、信頼して応募いただけているわけです。

求人誌やハロワークに求人をだして人を集めるのではなく、日頃から自社の考え方や活動の周知活動が必要なんです。

そうやって信用を蓄積するからこそ、いざ求人した時に募集が入ってくるんです。

すべての小手先の取り組みは、見透かされる時代。
もう一度方法を見直してみましょう。


小手先はもう通用しない(集客も採用もね)

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