ジャイロ総合コンサルティングの渋谷雄大です。
そろそろお餅もお腹いっぱいになってきた今日この頃です。
帳尻を合わせるくらいがちょうど良い
先を読んで、準備が整ってから動き始める。
慎重派がいます。
それよりも「あっ。言っちゃった。」という人の方が今はうまくいきやすい。
言っちゃった手前、色々と工夫して帳尻を合わせようとする発想。
どんなに準備をしていても、準備をしているうちに時代が変わっていってしまう。
風向きが変わってしまう時代です。
安定した時代であれば、慎重に見極めてから行動を起こすという発想でも良かったのかも知れません。
帳尻合わせのために努力をするくらいのスピード感で十分なんです。
それに、準備は大切ですが、動かないための準備というのも存在しています。
準備をすればするほど、動かなくなる
人は考えると動かなくなる。という特性があります。
先のことを考えると、なんだか面倒臭くなったりしませんか?
考えだすと、あれもこれも不安になってきて、行動しない理由を探し始めます。
準備を完璧に整えれば整えるほど、動かない理由も出てくるんです。
「今それをやるべきなのか?もう少し後でも大丈夫だろう。」
「こんなリスクがあるかもしれない。もう少し慎重になって考えてみよう。」
準備を進めれば進めるほど、動かない理由が増えてくるんです。
それよりも、まずは「あ。言っちゃった」状態を作り出し、動くしかない環境を作ること。
その環境ができた上で、帳尻を合わせるための準備をはじめる。
動くしかないという結末は変わらないので、準備をしていても「うまくやる」という方向に向けて準備を進めることができます。
そうでないと「やらないための準備」になっていってしまうわけです。
そんな準備は悲しすぎませんか?
順番を間違えないようにしましょう。
「あっ。言っちゃった」→「帳尻合わせ」です。