ジャイロ総合コンサルティングの渋谷雄大です。
2018年ももう少しで終わりますね。
2019年の目標達成にむけて動きはじめていますか?
2回目ですが、この本を読んでいます。
わかりやすくておもしろいです。
今日はこんな話しです。
失敗するかも目標を作ろう!
海外の経営学にはこんなデータがあります。
何回か失敗を経て成功した人(企業)のほうが、長期的にみて成功する可能性が高くなる。というものです。
逆に、いきなり成功した人は、長期的に見るとその後失敗する可能性が高くなる。というもの。
これってどういうことかといえば、失敗を経験することで、謙虚に人の話や現状を読み解く姿勢が生まれやすくなるということです。
逆にはじめに成功した人っていうのは、自分の力で成功したと勘違いしてしまうため、天狗になって謙虚さや現状を読み解くことをおろそかにしてしまうという事です。
だとしたら、失敗を経験するということは、成功に向けて必要不可欠なことであるとも言えませんか?
だとしたら目標設定をする際に考えるべきことって、失敗に繋がりそうな目標(自分自身には少し荷が重い)をあえて設定するということがとても重要だっていうことです。
いわゆる失敗する可能性があるけれど、チャレンジしてみたいリストを作るということです。
全部達成できる目標には意味がない
毎年、こういう言葉を聞きます。
「昨年考えた目標を全部達成することができました!!」って。
でもよく考えてみると、それって失敗しないような目標ばかりを設定していたとも言えませんでしょうか。
わたしが目標を決めるときに意識しているのは、半分くらいは失敗するようなチャレンジを目標に組み込むということです。
半分達成。半分は道半ばで失敗。
そのくらいチャレンジングな目標を決めてみてはいかがでしょうか?
達成できないものにチャレンジするから目標です。
だからぜんぶ達成できるっておかしいわけです。
来年の今頃は「半分は目標を達成した!半分は大失敗したけど来年は絶対に達成する!」という感想が増えていることを願っています。
半分の失敗こそ、自分自身を大きく成長させる本当の成果なんです。