ジャイロ総合コンサルティングの渋谷雄大です。
今日は午前中は埼玉方面でコンサルティング。
夜は高崎商工会議所で創業塾です!

ということで朝からコンサル先へ向かう途中のカフェで仕事です。

ICTとかIotとかIOEとか

昨日は鈴鹿商工会議所でICT・IOT・AIセミナーをさせてもらったんですね。

ICT→インフォーメーションコミニュケーションテクノロジー
IOT→インターネットオブシングス
AI→人工知能
IOE→インターネットオブエブリシング

「正直どうでもいいです。」
これ昨日の講演のしょっぱなでお話ししたことです。

最後のIOEなんて全てのものがインターネットに結ばれるという何とも漠然とした概念です。

中小企業に必要なことはその仕組みをどうすればうまく運用できるか?
そしてそれによって生産性向上にどう繋がるかなんです。

セミナーでは色々な活用事例をお話しさせていただきましたが実は最もはじめに起こる問題かつ最大の問題があります。

それは「IT音痴のおじさん世代」の説得と納得、理解です。
多くの中小企業の経営者はおじさんです。

若者がICTやIOTなど声高々に叫んでも、おじさんたちにはちんぷんかんぷんです。
「よくわからんこと言ってないでお客様のところにもっと顔出せ!」と叱られる始末。

最初にして、最大のハードルは、この方たちの説得なのであります。

実はこのようなセミナーの講師を多く担当しますが、参加される方の多くは若手従業員。
多分ですが、経営者から「おれ、そういうのよくわからんからとりあえず聞いてきて。」って送り出されるわけです。
でセミナーの内容を後日経営者に報告すると「よくわからんな〜。まあ今すぐ必要ないだろう。」と言われます。

これから様々なモノがネットで繋がれ、様々な革新が生まれていきます。
そんな時代に「よくわからんから」と一蹴していては時代に取り残されます。
しかも参加しないのは食わず嫌い。
食べてもいないので、よくわからんから?と言ってしまう。

経営者は、IOTとかIOEとかの言葉や細かな操作は必要ありません。
それが中小企業にどんなメリットをもたらすか?を理解するためにも参加しなければならないのです。
細かな操作や運用は若手に任せれば良いです。
でもせめて経営者は「よくわからない」から「メリットはわかった」に変わらないと現場が困るだけなのです。
概要を理解した上で、若手に任せていきましょう。