ジャイロ総合コンサルティングの渋谷雄大です。
今週は月曜日から昨日まで広島と下関出張が続きました。
広島では理想科学工業さんの展示会向けセミナーで、3本のセミナーを担当。
新卒専門の採用ブランディング会社の社長「西崎さん」の紹介。
SNSを使った簡単募集サービス「bosyu」さんの人材採用のポイント。
そのほか、SNS転職やindeedの活用ポイント。
人材募集のために必須となっている採用ページが簡単に作ることが可能な「採用係長」などをご紹介させていただきました。
久々の3本セミナーでしたので、なかなかハードな1日になりましたが、すべてのセミナーで満員御礼状態。
多くの方々にすぐに実践してもらえるように最新の方法をお伝えしてきました。
昨日は、一転して、下関市&中小企業大学校広島校主催の「販売力拡大研修(全3回)」でした。
こちらは4名(昨日の参加は3名)と少数精鋭型研修。
会場は下関にある創業支援カフェ「KARASTA」という会場でした。
スタッフ方もとてもフレンドリーな方で最高の雰囲気で研修を進めることができました。
そして下関市の担当「水棹(みさお)」さんもとっても気さくな方でキャラクター最高でした!!
3名でしたのでひとりひとりと対話しながらの1日となりました。
なかなかエキサイティングで楽しい時間。
残り2回ありますが楽しんでいきましょう。
セミナーは生きている
こうやって日々セミナーや研修会で多くの方々にお会いしていると、つくづく生き物みたいなものなんだって感じます。
全く同じテーマでお話ししても、会場の雰囲気や、受講者ひとりひとりの人柄や知りたいことは千差万別です。
私は5年くらい前から、セミナーを生き物だと捉えるようにしました。
生き物ですから、講師がどんなに同じように進めたくても自由に動いてくれるわけありません。
講師が作ったテキストは、受講者に直接会っていない段階で作成した、いわば独りよがりのものです。
そしてテキストはあくまでも道具です。
どの道具を使うのか?は相手の気分や動きを見ながら選んでいくしかありません。
相手が期待通りに動いてくれないからって、怒るわけにはいきません。
相手の考えを読み取って、相手の要望に合わせてアレンジしていく。
相手が動きたい方向を読み取って、その少し先に歩く道を作っておく。
そのためにもテキストという道具に振り回されてはいけないんです。
道具に振り回されていては本末転倒です。
一流の人は道具を相手に合わせるのではなく、相手に合わせて道具の使い方を工夫して最適化します。
そして欠かせないのが対話です。
セミナーは生き物といっても相手は人です。
だから相手が何を期待しているのか?を知るためにはセミナー中の対話は欠かせません。
対話することで、相手に合わせたものを提供することが可能となります。
似たようなものでプレゼンテーションがありますね。
プレゼンテーションを勘違いしている人がいますが、伝える側が一方的にはなしていてはだめです。
相手が求めている内容を少しだけ先回りして解説することが本当にプレゼンテーションです。相手が知りたくもないものを一方的に説明するのは、自己満足でしかありません。
セミナーも同じで「講師が伝えたいこと」と「相手が学びたいこと」を一致させることです。
もう一歩踏み出せば、受講者にとって今一番必要な情報を取捨選択して、相手に伝えること。
相手が学びたいと思っていることが必ずしも必要なことではないというケースも多いです。
その場合は、相手に今必要なことを気がついてもらえるよに対話を繰り返し、道がズレていることを知ってもらう工夫をします。
そんなことを感じながら、日々、受講者のみなさまと向き合わせていただいています。
今日は神奈川県の茅ヶ崎でセミナーです。どうぞよろしくお願いしますね。
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