起業初期にやってはいけないこと

2019/1/5

ジャイロ総合コンサルティングの渋谷雄大です。

起業時にやってはいけないこと

やまけんさんという方が書かれていたことです。

・先行投資をしまくる
・交流会、お茶会にとりあえず参加
・3ヶ月以上先の計画を立てる
・サービスづくりに時間をかけすぎ
・枝葉のことに悩みすぎ
・人とコラボばかりする

思わずブログで紹介してしまいました。

というのも、わたしが創業セミナーでお話ししている内容そのものです。

先行投資しまくる

起業支援していると、ありえないものにありえない金額を資金投入する人に出会います。

そしてそれを都合よく「先行投資」という名で片付けてしまう。

本当に投資なのか?それとも消費なのか?を理解しておく必要があります。

理想の店を作りたいから、内装費にお金をかけすぎる。

理想の店≠お客にとって理想の店

です。

あなたにとって理想でも、お客様にとっては余計なものかもしれない。
それはまずは最小限のコストで、判断してみる。
そこで反応がでたら、大きく投資する。

3ヶ月以上先の計画を立てる

事業計画を立てましょう。って言われます。
事業計画は重要です。

しかし行動計画は別です。

行動計画は、3ヶ月以上先のものを立てないようにしましょう。

理由は、計画ありきで進んでしまうから。
計画を達成させようとして、行動が規定される。

3ヶ月以上先には、もっとその時に優先順位が高い行動が発生しているかもしれない。
先の計画を立てすぎると、本来は優先させるべきことが、後回しになってしまう可能性があります。

その時その時、すべきことを行動計画として作り変えていく。

3ヶ月ごとに、次の3ヶ月の行動計画を立てるんです。

1年間を4分割して、四半期ごとに計画を立てるくらいのフットワークが起業時には必要。

柔軟に計画を変える。修正する。
そうしながらより良い結果につなげていきましょう。

サービスづくりに時間をかけすぎ

これは初めて起業する人が陥りやすい罠です。

自分自身の商品やサービスに自信がないものだから、温めすぎるんです。
それよりもある程度サービス概要ができたら、市場に投入した方が良いものができやすい。

その反応をチェックすることの方が良いサービスを作る上で重要です。

はじめて起業する人は、まずお客様の反応を見たほうが良い。
自分自身が考えている顧客ニーズと実際にお客様が感じるニーズにはかなりズレがあると思った方が良い。

だからまずはサービスをぶつけてみる。

その反応を見ながら修正した方が良いものができていきます。

枝葉のことに悩みすぎ

ホントそうです。
どうでも良いことに時間を割いて、悩み続ける。

もっともっと考えるべきことがある。

考えるべきことはこれくらい。

・売上を上げる方法(顧客を獲得するには?)
・粗利を高める方法(粗利率を高められないか?)
・経費を最小にして営業利益をあげる方法(余計な経費は使っていないか?)
・資金繰りを改善する方法(もっと早く現金化できないか?)

会社は、キャッシュがなくなったら潰れます。
だから経営者が考えるべきことは、資金を潤沢にすることを考える。

それ以外はすべて枝葉。

お金を残すことが最重要。

お金を残すからこそ、その先があるんです。

この人のツイートを読んでおくと役に立ちますよ。


起業初期にやってはいけないこと

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