2月7日は高知県の仁淀川町商工会で、消費税転嫁対策セミナー。
(仁淀ブルーで有名になった町です)
女性部と青年部の合同セミナーでしたので、女性部の美女たちと。
翌日の8日は犬山商工会議所で、商工会議所の使い方セミナー。という変わったテーマ。
犬山商工会議所の経営指導員3名の方を踏まえてパネルディスカッション。
経営指導員のみなさまに赤裸々に語っていただくという講座でした。
商工会や商工会議所が果たしてどんな事をやっているのか、
分からない方も多いのではないでしょうか。
商工会は全国に2000箇所弱。
商工会議所は全国に約500箇所。
おそらくはほどんどの地域には必ず存在しているはずです。
さまざまな事業を行なっていますが、
例えば、お祭り。
地域のお祭りなどの地域振興などを中心になっています。
また地域特産品の開発やPRなども行なったりしています。
商工会議所といえば、簿記検定というイメージもあるのかもしれません。
そして、創業者や企業にむけた経営支援事業。
・マル経融資(低金利の融資)
・専門家派遣(専門家を無料もしくは安価に派遣する)
・各種補助金の窓口や事業計画書の作成支援など
・記帳代行など
本当に地域のために尽力をしている組織なんですね。
私自身が長年(13年以上)、全国の商工会や商工会議所とタッグを組んでセミナーなどを行なってきました。
そこで感じたことが、
商工会や商工会議所が元気だと、地域も元気である。
逆に、商工会や商工会議所の元気がなくなると、地域もなんとなく暗くなる。
ということなんです。
これは地元に住んでいる人には分からないですが、
これだけ全国の商工会や商工会議所に行っている人間からするとかなり顕著に表れています。
商工会や商工会議所は家政婦なんだなって思います。
この組織が行なっていることは、事業者にとって苦手なことだったり、サブ的な仕事だったりします。
中小企業が発展するためには、本業に集中できる環境が必要なんです。
そういう意味で、このような組織は、サブ的な仕事を手伝ってくれる家政婦さんみたいな役割。
そのおかげで事業者が本来やるべき仕事に集中できるということなんです。
もうひとつ。
商工会や商工会議所は、各種イベントの企画運営を担っていたり、県に対してさまざまな提言をしていきます。
プレミアム付商品券なんかも商工会や商工会議所が窓口だったりするわけです。
要するに、地域の5〜10年先の仕事を担当しているわけです。
残念ながら一般の方にはなかなか知られないのですが、実は、裏方としてかなり動いています。
商工会や商工会議所がなくなることで一番困るのが、このようなイベントなどを地域事業者が自らやらなくてはならなくなるということです。
企業が担当しきれない部分を、担当しているんですね。
当然、元気がなくなると、イベントの活動が鈍ってきます。
これが地域が元気をなくしていくひとつの理由です。
かといって、企業がこの役割を荷なうことは難しいですよね。
本業に支障をきたす可能性が高いわけです。
そういった理由から、私としては全国の商工会や商工会議所が元気ないといけない。と思っているんですね。
他にもさまざまな理由があるのですが、今回の「商工会議所の使い方」というテーマを商工会議所がどんどんやっていって、自組織が何をしているのか?をもっともっと地域の人たちに知ってもらう工夫が必要です。
商工会や商工会議所も、自らの情報発信力をもっともっと高めていく努力をしてほしくてこんなテーマを作りました。
みんなぜひ立ち寄ってみてね。
]]>