年間150〜200回程度、全国で講演会の講師としてお話しさせていただいています。
それを10年以上継続しているってなかなかすごいことだな。ってふと感じてしまいました。
売上向上のコンサルティングなどもさせてもらっていますが、成果が上がるかどうか?ってもうここ次第だと感じています。
一昔前であれば、何か一つのことをはじめるにしてもかなりの費用が掛かっていました。ウェブサイトを立ち上げるのにも結構な費用が掛かっていましたし、ネット環境もここまで整っていませんでしたから、ある程度の事務所を構えないといけない。
取引先を見つけるにしても、直接訪問で営業しないといけない。
飲食店が仕入先を探すのも、足で探し回らないといけない。
何をするにもかなりの費用が掛かっていたのではないでしょうか。
費用以外にも、昔と違って、素人でもカンタンに作れるウェブサイトやネットショップなどが増えていますので専門知識はいらなくなっています。
飲食店を開くためのレシピだって、クックパッドには素晴らしいレシピは山のように掲載されていますね。
何かをはじめるのに専門的な知識も不要になってきています。
要するに、「はじめるハードルが極端に下がっている」のが今の時代です。
だからはじめることなんて大したことない時代になっているってことです。
はじめるのがカンタンになっている一方で、「継続できない病」に掛かっている人が増えているように感じています。
すぐに始めるんだけど、すぐにやめてしまう。
理由は特にないですがよくある言い訳としてはこんな感じでしょうか。
まあもっともっといろいろと出てきますが、人って継続しない理由を考えるのは天才的です。
多くの人たちが「チャレンジしてみよう」「はじめてみよう」とあちらこちらで宣言しています。
良いですか?みんなが同じことを言っているということは、それは同質化の波に飲まれているということです。
今の時代に、継続している人ってとても強いんです。
継続している本人は意外とその強さに気がついていないかも知れませんが、地道に継続している人こそ、今認められる人なんです。これだけ様々な情報が溢れかえっている中で、継続できている人って、もうそれだけで価値があります。
物事を成し遂げるにあたっては、何かをスタートさせることは大切です。
しかし、物事を成し遂げる過程には厳しい状況や危機的状況もやってきます。そんな厳しい状況や環境にあっても諦めず、継続し、形にしていく人がいるからこそそれは形として成立するんです。
みんなが「はじめる」ことを叫んでいる今、本当に必要なのは「継続する」力を持つ人です。
何かを継続している人へ。
それってすごい価値です。
もっともっとその価値を周りに伝えてみてくださいね。
そして最後に生き残るのは、ぐっと言い訳を言いたくてもそれを堪えて、継続し続けて(改善しながら)いる人です。
成功するまで改善しながら、継続し続ける人が最強です。
継続していれさえいれば、何回かは必ず成功するチャンスは巡ってくるものなんです。
そのチャンスがやってくるまで耐えられるかどうか?なんです。
]]>昨日は山形県新庄にて経営革新塾4日目を担当してきました。
マーケティングの回だったのですが、2時間みっちりTwitter講座となりました。
なかのひとがTwitter勉強しています_φ( ̄ー ̄ ) https://t.co/OohAdz5833
— もがみ南部商工会舟形事務所@新米事務所長のひとりごと (@jCRPDlqfNwqSUpu) November 9, 2018
商工会もTwitter大いに活用すべし!! https://t.co/Z2uuwYIx5z
— 大沼彰 (@onuma_a) November 9, 2018
全員無言で作業しているという地獄 pic.twitter.com/wJZ1LeqF2A
— たけひろプロただのおもしろい人 (@kukkin999) November 9, 2018
事務局もTwitterやっているという状態。 https://t.co/zTaE0T339I
— 鮭まつり@山形鮭川村 (@SalmonFes) November 9, 2018
もはや経営革新ではないわ
そして講師はセミナー中にTwitterをやっていると言う状態。
多分、いつか干されるわね
— たけひろプロただのおもしろい人 (@kukkin999) November 9, 2018
まったく違うのやる予定だったのにセミナーのテーマがいつのまにかTwitterになっているわ
2時間Twitterばかりよ
Twitter広告で1時間よ。
こんな講師いないわね。
まあ良いわ。呼んだ商工会が悪いのよ。 pic.twitter.com/TJX53aZFYq
— たけひろプロただのおもしろい人 (@kukkin999) November 9, 2018
もともとはTwitterが入り口でSNSをはじめたのですが、その後、Facebookへとシフトしていき一時期まったく触らなくなったのがTwitterでした。
しかし色々なきっかけが重なり、再度、Twitterを使い始めると以前の活用方法やユーザー層が大きく変化していることに気が付いたわけです。
今回の講座ではマーケティングを学ぶ回だったのですが、地方にとっては今一番活用すべきツールなので2時間みっちりとお伝えしてきたわけです。
そもそも今回の経営革新塾は事業計画書を作成するためのセミナーなわけですが、革新アイデアを練り、計画を作って、いざ商品を開発して、売ろうとします。
しかし商品ありきの売り方にはもう限界がきているわけです。
町おこしの一環で、特産品を使った商品開発をしているところが多いわけですが、それを購入するであろうお客様を想定せずに作っているんじゃないの?と思えるような商品が巷に溢れかえっているわけです。
まずはなにかを作ろう!というのは、行政の箱物主義と同じで、まずは建物を作ってしまおう!使い方はそのあと考えよう。にとても近いように感じるわけです。
私は実務型のコンサルタントです。
売れない商品を作らせるわけにはいきませんし、売れない商品を売れる商品に変えることがわたしの使命です。
その場合、まずは誰に向けて情報を突き刺すのか?ということがありきで、そこから自社で突き刺すことができる商品やサービスを考えます。
ほとんどの商品はその逆。
まったく市場を見ずに独りよがりの商品を生み出し続ける。
売れる可能性を見つけ出してから商品開発をおこなっていくことがとても大切です。
売れるかどうかわからないものは作らない。
今であればクラウドファンディングやTwitterなどで商品を開発する前にテストマーケティングは簡単にできます。
しかも商品を作る前から顧客も作れる時代です。
そしてTwitter活用をオススメするのが、忖度がないということです。
Facebookは原則知り合いが多いわけですから、本当の意見を言ってくれない可能性が高くなっています。
欲しい!素敵!絶対買うわ!という意見が多くなり、実際に売れますが、それはあくまでもお友達消費。
もちろんお友達消費は大切なのですが、一般の人にも売れなければ長続きしません。
そういう意味でもTwitterの場合は、興味なければ反応ゼロ。という厳しい現実が普通にあるわけです。
Twitterの客層は、自分自身で選べます。
狙っている客層とTwitter上で繋がることは簡単です。その上でテストマーケティングとして反応をチェックすることができるんです。
Twitterで反応を得ることができれば、可能性は生まれます。
またクラウドファンディングで成功するということは、市場はあります。
少なくともこの2つくらいは徹底的に実践してから計画づくりに入りたいものです。
昨日から山形県の新庄に来ています。
全8回講座のうち昨日は3日目。
テーマは事業アイデアの深掘り。
2時間という時間の中で、いかに事業アイデアを考えてもらうか?というテーマでしたが、おかげさまで受講された多くの方は新しい事業の筋らしきものを作り出すことができました。
今日やったのはこれよ
テキストは全く使わず、こんな読めない字だけよ。みんな楽しんでもらえたわよ。
気になるわね。 pic.twitter.com/VlZK1dfRZ2
— たけひろプロただのおもしろい人 (@kukkin999) November 8, 2018
事業アイデアを考える上で大切なキーワードは6つです。
これはいままでの価格体系を変えることで新たな道筋をつくる発想です。
価格体系は大きく2種類。
相場が存在する商売(例えば飲食店のランチ)と相場が存在しない商売(例えばコンサルティング)の2種類です。
相場がある商売は相場のない商売に変えることでビジネスモデルチェンジが可能です。
今まで相場の中で戦っていた商売が、相場のないビジネスへ転換することで利益率を飛躍的に高めることが可能です。
逆に、相場がない商売に加えて、相場がある商売を組み込むことで新規開拓がしやすくなります。
コンサルティング業界は相場がないため、新規顧客を開拓することが難しい業界でもあります。たとえば、コンサルティングカフェという業態を作ってお茶を飲みながら経営相談ができるとすることで今までハードルが高かった事業者との新たなキッカケを生み出すことができるようになるかもしれませんね。
これは業界が当たり前にやっていた真逆の発想を取り込むことで新たに価値を生み出す方法です。
例えば、お年寄りは健康に良いものが食べたい。だから身体に優しいお惣菜中心のスーパーマーケット。という価値を疑います。お年寄りの中には、健康よりも美味しいものが食べたい。それが身体に悪くても。という市場があるわけです。
真逆の価値をもつ客層が存在しないか?と疑うことで価値を変えることができます。
これはプラスの心とマイナスの心があります。
プラスの心とは、ワクワクするサービスのことです。子供が行きたくない場所ランキング上位の歯医者さん。ある歯医者さんはバルーンアートを勉強しました。そして子供が歯の治療をしている間、バルーンアートを作ってあげるそうです。子供は次からはあの歯医者さんに行きたい!というようになります。
マイナスの心とは、面倒だわ。という内容を解決してあげるサービスのことですね。一番わかり易いのは、返金サービスや一生保障などでしょう。
お客様の負担を減らすサービスを生み出せるかどうかも重要です。
忙しいサラリーマンが家を建てようとして一番困るのが打ち合わせ。工務店の多くは対面での打ち合わせしか対応してくれません。そんな負担を減らすためにビデオ会議打ち合わせやLINE打ち合わせなどを取り込むことです。
お昼休みの空いた時間で打ち合わせすることで、お客様の負担は大幅に減らすことができます。
お客様との関係性を変えることでもビジネスは伸びます。これはわたし(渋谷雄大)がそうですね。多くの講師は、演題の前でパワーポイントを説明する距離感で話をします。
わたしの場合は、聞き手の中に入っていって中心で話をします。もちろんパワーポイントは使わず、テキストもほぼ使わずにライブ感を重視して進行します。
お客との関係性は真逆です。
タイムリーな話題に対してすばやくサービスを提供する方法です。これはYahooリアルタイム検索などを使えば、世の中で話題になっていることをいち早く知ることができます。
そうやって得たタイムリーな情報をもとにすばやくサービス化する方法です。これは一過性の対策になりますが、それでも話題を追いかけることで新規開拓が可能となりますね。
時代や政治、地域、業界に文句を言っていても何も変えることはできません。それくらいならば自社でできることを一つずつ変えていくことで周りを変えていくことのほうが100倍重要です。
まずはうえの6つの切り口を使って変えていってみてください。
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