米子商工会議所でのSNS研修3日目も無事に終了いたしました。
明日からは高崎商工会議所で創業塾です!
台風がむちゃくちゃ心配ですが。。。。頑張ります!!
鳥取県の米子に来ています。
ということで昨晩は旬門という海の幸が美味しいお店で前夜祭でした。
さすがにうまい!!
今日は米子商工会議所&中小企業大学校共催のSNS売上向上研修(正確なタイトルは忘れた。。)です。
先日、Facebookに書いたのですが改めて。
繁盛店の視察や成功事例の紹介など日本全国で行われています。
成功している商店街に話しを聞きに行くツアーなんかもあります。
でもその多くは自分自身には活用できないことが多いです。
成功事例は”特殊性“が高いことが多いです。
その土地だからできた。
その社長だからできた。
その社員がいたからできた。
その商品だからできた。
しかもそれはタマタマそこに存在していたケースが多いです。
だから意外と真似できる部分って少ないです。
しかも視察というものは、深く内容まで聞けるものではなくあくまでも表面上の打ち手くらいしか教えてくれません。
実は表に出していない裏の作戦が重要だったりするわけですが、そういうものって人に説明できるように整理されていないんです。
だから◯◯商店街の成功事例って言っても本当に表面的なものしか見ることができない。
1年くらいその商店街で仕事をすればその戦略まで見えてくると思いますが、実際のところ長くて1日。短ければ数時間の滞在。
視察のあとは、宴会!
盛り上がって全て忘れて帰ってくる!
ということも良くあるパターン。
良く言われます。
成功したのは運。
失敗させないのは実力。
成功事例は、運の要素が非常に多いです。
逆に失敗事例は、学ぶ事で自社に活かしやすいです。
だから私の場合、繁盛店よりも繁盛していない店にいくことが多い。
色々なアラが見えますし、すぐに活かせることばかりです。
では成功事例を見ることは意味がないのか?ということですが、見方によっては非常に参考にできるケースもあります。
それは成功までのストーリーを時間軸で眺めることです。
成功した今の話しを聞いてもほとんど役に立ちませんが、成功する前の苦労と経緯を細かく探ること。それと、そこからどうやってその発想に至ったのか?というキッカケや発想など「考え方」を学ぶことです。
失敗事例から自分が失敗しないための方策を学ぶか、
成功事例の発想や経緯から見えにくい本質を学ぶか
見るべきポイントを外してしまったら意味はなくなります。
9月1日よりジャイロ総合コンサルティングの取締役社長として新たなチャレンジがスタートしましたが、おかげさまで研修や講演会のご依頼が後を絶ちません。
なので取引先のみなさまへ、しばらくの間ご挨拶にお伺いすることができない状況です。
私らしいといえばそれまでなのですが、その時間があるのであれば、全国の中小企業の力になる活動に注力したいというのが本音です。
ということで黙っているのも何なので、昨日Facebookにてご報告をさせて頂いたのですがとても多くの方々からコメントを頂いておりまして感激しております。
昨日ももちろん東京都内でチャレンジャーセールスモデルという2015年に発売された本をテーマにした営業研修でした。
参加者は25名ほど。
みなさん全国で活躍されている営業マネージャーでして、チャレンジャーセールスモデルを導入したいということでご依頼を頂きました。
正直に申し上げると、アメリカで生まれた理論なのでそのまま日本の風土に適応するリスクがあります。今回は、日本という土地柄に合わせてアレンジした内容を提供させて頂きました。
ホフステッド指標というものがあるのはご存知でしょうか。
ちょっと古いものなのと、賛否両論あるのですですべてを真に受けては行けないのですが部分的には参考になります。
これは国ごとの国民性の違いを定量化した指標です。
・上下関係の強さ
・個人主義傾向の強さ
・男らしさを求める強さ
・不確実性の回避傾向の強さ
・長期主義的傾向の強さ
・快楽的か禁欲的か
上記の6つの指標をデータ化して数値化したものです。
細かなデータはググって欲しいのですが、
実際のところアメリカと日本の国民性はかなり離れているというデータが出ています。
ですので欧米の理論をそのまま当てはめることは少々乱暴でして、今回お引き受けするにあたって日本流にアレンジしても良いということでしたので精一杯、対応させていただきました。
経営を任されて、はじめての仕事ですので、ちょっと思い出に残りそうですし、私はいつまでも現場で仕事をしていきたいと考えているので昨日の初心を忘れないためにもブログに記録しておきます。
それでは米子へ向けてGO!!
※旅のお供はやまと元社長の小林久氏の「こうして店は潰れた 地域土着スーパー「やまと」の教訓」です。