昨日と今日は経営革新塾の講師として山形県の新庄に滞在中です(全8回講座なので今月は入り浸っています)。
昨日は個別相談会で4名の方に、新事業のアドバイスをさせていただきましたよ。
ちょうど3日前に動画の本を購入して読了したタイミングで、動画の仕事をしている方の個別相談だったのであげちゃいました。わたしが手元に持っているよりも彼に渡して形にしてもらったほうが良いですしね。
明石ガクトさんの動画2.0という本です。次世代の動画のあり方と動画制作のノウハウが余すところなく伝えられていて面白かったです。
尻職人で有名な倉持由香さんがR25の中で語っている記事が参考になります。
「お金のことしか考えてません」倉持由香が熱弁する【稼げる人の法則5カ条】|新R25(@shin_R25)- 20代ビジネスパーソンのバイブル
第一弾の記事はこちら。こちらも最高に参考になります。
想像を超えた「仕事論」の数々。倉持由香は間違いなく、売れるべくして売れた|新R25(@shin_R25)- 20代ビジネスパーソンのバイブル
ぜひ両方併せて読んでみてください。
世の中にある中小企業のマーケティング理論のほぼすべてが網羅されているといっても過言ではない内容ですし、正直、この記事をみんなで回し読みしたほうが変なセミナーにでるよりもよっぽど役に立つともいえるくらいです。
それくらい倉持由香さんの戦略は緻密に練られているという印象です。
今回の「お金のことしか考えません」に関しては、
本当に仕事ができるかどうかを伝えるのは数字である。そのとおりです。
創業塾などを行っていると、その事業がどうして売れるのか?という数字の根拠が乏しい方が多いです。もちろん熱意は大切です。
しかし熱意だけではただの熱いやつ。で終わります。そこに数字の根拠を積み重ねられるかどうかです。もしいま数字の根拠が無いのであれば、なんでも良いから数字の根拠を積み重ねることです。
講師業でも同じようなことがあります(講師を依頼する仕事もしています)。
一日20万円の講師料が欲しいと条件を提示してくる講師がけっこう多いです。
で、実績や根拠は?と聞くと、まだ経験はありません。
「経験が無いのに20万円欲しいの?」と聞くと、「それくらいの自信があるんです。」と返してきます。
たしかに根拠のない自信家は嫌いではないですが、全く未経験で、根拠を提示しないとちょっと信用出来ないですよね。
そういうことです。
稼げる人にはキャッチコピーがある。
ポイントは、それを自分で工夫しているってことですね。他人に依存して作ってもらうひとほど続かない。ってことを言っています。
自分で稼ぐんだから、自分で頭を捻って考えなければなりません。
コンサルティングをしていると、何もアイデアも考えずに「何かいい方法無いですか?」って聞いてくるクライアントがいます。
そういう人は、たとえアイデアを出したとしても、ほぼ行動しません。次に会った時に、「この前のアイデア少しは動きました?」と聞くと「あのあと緊急の仕事が入ってしまって手がつけられなかったんです」とそれらしい言い訳を言ってくるのがオチです。
だから自らの事業で自ら汗をかきながら考えなければ身にはならないってうなずけます。
継続とガマンは重要。ほとんどの人は、少しの挫折で挑戦をすぐにやめます。
でも、とにかく走り始めないと、そして、継続していかなければうまくいくものもうまく行かなくなります。
継続&検証を繰り返すことで、当たりを探していくのが今の時代です。試してみて、駄目だったら検証して次の手を繰り出し続けます。
とにかく手を出し続けないと、相手にはヒットしません。
まずは手を出し続けて、まぐれでもなんでも良いんですね。あたりを探すことです。
怖がって、手を出しつづけることをやめてしまえばそこで終わりです。
私はゲリラ戦と王道戦と言っているのですが、上に強大な敵がいて、その敵と真正面で戦っても勝ち目なしです。
100年に1人生まれるような天才的な剛速球選手ならば力押しで三振を奪えるかもしれませんが、99%は凡人です。
凡人は、さまざまな変化球を繰り出して相手を翻弄させながら三振を奪ったり、打たせてとるみたいな方法でアウトを奪うしか無いです。
そして相手の目が慣れてきたと思ったら別の手を探す。
力のない人が勝つためには、ゲリラ戦で小さな山をたくさん取ることが大切です。
しかも昔よりも山の高さが低くなっています。だからこそひとつの小さな山だけでは勝てなくなる。そうなると連山方式に変わっていくんです。
富士山に勝つことはできないけれど、小さな山を連山にしてトータルで勝つ、という方法です。様々な分野で小さな一番を取る。これが今の方法です。
手っ取り早く稼ごうと、目先の安易な道を選ぶひとは多いです。
例えば、SNSを使って手っ取り早く人を集めよう!とかです。
本当に強いのは、日頃から人脈を大切にして、いざ人を集めなくてはならなくなった時に、ひとりひとりに電話をかけたらすぐに駆けつけてくれる応援者をちゃんと作っている人です。
手を抜いて集めた方法は崩れるのも早いです。
でも地道に努力して積上げたものは早々簡単には崩れないものです。
目先の簡単なものに手をのばすのではなく、地道だけど将来につながる取り組みをしっかりしていきましょう。
なんだか解説みたいになってしましましたが、わたしが講演会でいつも言っていることと素敵なくらいリンクしていたのでかきすぎてしまいました。ぜひ本記事をお読みください。
]]>今日は佐野商工会議所主催の販路拡大セミナー(商談に勝つ!)です。
昨年に引き続いての登壇なので私のキャラクターを最大限活かしたチラシになりました。
※今年も聴けるぞ渋谷節!
※しゃべりだしたら止まらない!全国で大人気の「売らない」コンサルタント
Twitterもよろしければご覧ください。
たけひろ@痔なのに人気講師(経営をわかりやすく痔道に伝える中小企業診断士) (@kukkin999)さんはTwitterを利用しています
今の時代に必要なことはギャップ。
真面目そうな人が真面目だったとしても、誰も気に留めません。
でも真面目そうな人が不真面目だったら、みんなが責めます。
不真面目そうな人が不真面目に行動すると、いつも通りになります。
逆に、不真面目そうな人が真面目な行動をすると、あいつは見た目と違っていい奴だ。となります。
これだけ情報量が多い現代の中で「埋もれる」「気がつかれない」企業はどんどん淘汰されていきます。
それは個人事業主でも同じ。
たしかにコツコツと情報発信していくことは大切なことですが、その先に、読んでもらう(問い合わせをもらう)ための工夫をやめてしまえば進歩はなくなります。
で、話を戻しますが、ギャップを生み出すために必要なことは3つの印象を変えるということです。
第1印象=ぱっと見の印象
第2印象=少し話してみての印象
第3印象=しばらく付き合って見えてくる印象
この3つの印象の中で、意外な第3印象を見つけ出すことがポイントです。
「見た目は◯◯だけど、付き合っていくと実は△△だよね」というキーワードに沿って当てはめることです。
中小企業診断士って固そうなイメージだったけど、渋谷さんはお笑い芸人みたいで今までと違うね!って言われることがたまにあります。
そういうたまーに相手から言われる一言をメモしておきましょう。
それを振り返ることで、ギャップを生み出すことはできるんです。
ぜひ第3印象のギャップを作り出してみましょう。
]]>今日は中小企業振興公社主催の商人大学校の講師として「アナログを中心とした販売促進」をテーマにお話しさせていただきます。
東京都中小企業振興公社「商人大学校」開催のお知らせ | セミナー・研修・コンサルティングのジャイロ総合コンサルティング
その前に東京の丸の内で一件打ち合わせ。
上の写真の芸術作品を見てどう感じますか?
ホワイトタイガー?でしょうか。
お洒落なオフィス街に鎮座しているホワイトタイガーということで、どことなく威厳のある像に見えました。
完全に雰囲気コミコミです。
この像がもし全く別の田舎の神社に置いてあったら、ちょっと変わった狛犬と感じるでしょう。
多くの商品やサービスは、商品そのものの価値以上に、その周りの雰囲気(空気)に価値が左右されます。
これを広告業界では「シズル」とか言うわけです。
人は雰囲気にお金を払います。
例えば、全く同じ内容の講演会でも、著名人と無名の人では支払われる金額は雲泥の差となります。
話の内容にお金を払うのではなく、その話し手の権威に対してお金を払うわけです。
権威なんてものは、お金を払う側にとっては何のメリットもないはずですが、それが安心感や信頼感につながり高いお金を払う意欲へ結びついていくわけです。
人は雰囲気のお金を払います。
例えば、なにかを販売する営業マンでも、服装が違うだけで信頼感は大きく変わります。
スーツにシワが付いていて、髪の毛にはフケが。。。
どんなに本人は優秀な営業マンであっても(そもそも優秀な営業マンはそんなことはしませんが)、お客様にとっての価値は大きく下がってしまうでしょう。
なので商売をしていくうえで「雰囲気」はとても大切な要素と言えます。
同じ商品であっても、雰囲気を変えるだけで、販売価格は変わります。
そして売れているお店は、この雰囲気づくりがとても上手なのです。
あなたは狛犬?それともホワイトタイガーですか?
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