昨日は広島中小企業支援センター主催の事業承継セミナーでお話しさせていただきました!
広島中小企業支援センター「今こそ考えたい! 経営者のための事業戦略・働き方講座」開催のお知らせ | セミナー・研修・コンサルティングのジャイロ総合コンサルティング
昨日の事業承継セミナーでお話しさせていただきながら感じたことがあるんですよね。
世の中で実施されている事業承継セミナーが相続の話ばかりだってこと。
そしてみんな話す切り口がネガティブ&悲観的な話ばかりだってこと。
事業承継ってそんな話でしたっけ?
昨日、Facebookに同じようなことを投稿したら、藤田隆久さんから「事業承継こそ最高のベンチャー。by星野さん」未来志向にならないと、って。
いやホントそうです。
なぜ後ろ向きでの事業承継に誘導しようとするのか?
事業承継がうまく進まない理由のひとつなのかも知れません。
講師自身が後ろ向きで、脅し型のセミナーばかり。
もしくは淡々と税法の話が延々と続く。
そんなことでは事業承継をさせないための事業承継セミナーになってしまう。
起業セミナーもそうなのですが、どうして、起業を留めようとするような話しが多いのか?
できるだけリスクを避けて手堅く行こうという発想がミエミエですが、そもそもリスクと取らない事業承継も起業も存在しない。
やめさせる前提ではないです。
やる前提です。
その上で、最低限抑えるべきところを抑えてもらう。
もっともっと事業承継っていうテーマを前向きに話していかないと本当に大変だと思います。
事業承継を暗いものにしちゃもったいない。ネガティブアプローチ型のセミナーが多いけれど、本来、会社が引き継がれるってステキなもののはず。なぜかみんな「大変」「苦しい」「面倒くさい」の発想。
新たなキッカケとして生まれ変わるのが事業承継。なんで暗くセミナーやってる人が多いんだろうね
— たけひろちょっとだけ面白い社長7/20関西ペイントでチラシ研修 (@kukkin999) July 18, 2019
そもそも事業承継っていつ名前が暗い。
いっそのこと「Rese-sta」とかにしたら?という意見も。
面白いと思います!!
事業承継はもっともっと前向きな取り組み。
全国の商工会や商工会議所、各団体もそういう切り口でいきませんか?
今日(04/05)の夕方5時からライブ配信をする予定です。
ぜひライブでご覧ください(録画も後で見られますので)。
前回は事業承継について配信しましたが、1週間経っていないのに900名以上の方にご覧いただいています。
↓から見ることができます。
前回のライブ配信はこちら「事業承継のリアル話し」
先日、テレビだったかで特集されていました。
「ドラマは録画しない。」ということです。
少し前までは、録画して後から見たいときに見られることが大きなメリットでした。
忙しい時間に見られないドラマを録画して後から見ることが価値でした。
でも今は、録画しないんですね。
いまはドラマの時間にTwitterなどのハッシュタグを使い、リアルタイムでドラマを観つつ同じドラマを見ている人同士Twitterで交流するんです。
なんだか面白いです。
昔は、みんなが同じテレビを見ていて、翌日学校の話題はそのテレビの話し。それで盛り上がっていたわけです。
一時期、多様化の時代と言われはじめて、みんなが見るテレビが違う。テレビを見ない人もいる。だから会話の中心がメディアではなかった。
そしていまはSNSで同じ番組を共有しながら会話で盛り上がる。これって昔の学校の状態ができているってことなんです。
人との交流が減った、と言われていますがこう考えると、以前の時代に戻っているように感じるんです。
ただテクノロジーや社会のあり方が変わったことで、Twitterという場で交流が行われるようになった。
この流れは、セミナーや研修会などでも同じだと思っています。
今やスマホが一台あれば、だれでも無料でライブ配信することができます。
例えば、会場を借りて受講者を集める方式のセミナーは、昔の学校と同じスタイルです。
でも今は、それを世界中に配信することで、全世界の同じ興味をもつ人たちとリアルタイムで共有することができる。
もちろん直接会場で話すってライブ感を感じる上で超重要ですが、一方で、ライブ配信で参加できるスタイルもこれからは増えていく。
それも録画ではだめで、その場で、やりとりができる方法がこれから求められていくんだなと感じるわけです。
ジャイロ総合コンサルティングでも、ライブ配信などを使った新しい方法を考えていく時代に入っています。
色々と試していきますのでどうぞよろしくお願いいたします。
昨日はTwitterでライブ配信をさせていただきました。
こちらから見ることができます。
#Periscope でライブ放送中 事業承継セミナー渋谷雄大、大木ヒロシ、腰高康雄 https://t.co/qPaLdbuTvA
— たけひろちょっとだけおもしろい社長 (@kukkin999) March 28, 2019
テーマは「事業承継のリアル」です。
私、創業者の大木ヒロシ、事業承継担当の腰高康雄の3名で行ったのですが、ジャイロ総合コンサルティングも昨年9月に事業承継をおこない私が経営を行なっているリアルな話をさせていただきました。
ですので今回は、実際に事業を承継した側の大木ヒロシ。そして事業を承継された私がなにを考え、どんな事情で事業を承継することになったのか?を当初の予定を大幅に超えて1時間にわたり配信させていただきました!
日本中を回ってお話ししていると「事業承継なんてまだ先でいいよ」という声が経営者から聞かれます。
でもですよ。
事業承継で一番大切なことって「商売の勘」を承継していくことなんです。
相続は専門家を間に入れれば、何とかなることはあります。
しかし商売の勘を継がせるためには、長い期間が必要です。
しかも現経営者ができるだけ元気なうちにです。
商売の勘を引き継ぐには、少なくとも10年という期間は必要です。
動画の中でも話がでていますが、従業員承継であっても10年以上の付き合いがなければ信頼を築くことはできない。
そして徐々に商売の勘を事業承継の候補者に引き継いでいくんです。
経営者が引くべきタイミングというものが言われています(ある有名経営者がこういっていました)。
「3日徹夜したあとで経営判断が鈍るようであれば今すぐ経営から立ち去るべきだ」
そしてそうなる前に事業承継の準備をしておかないとならないんです。
事業承継でもっとも重要なことは「経営のルール」を引き渡すことです。
資産や株などの有形資産を引き継いでも、経営が傾けばすぐに失います。
有形資産以上に大切なことが、潰さないようにするための経営者としての資質です。
有形資産の引き継ぎは手続きでなんとかなる。
でも無形資産である経営のルールは、そんなに簡単に引き継ぐことはできない。
できるだけ早く動き始めて、経営のルールを教えていって欲しいです。
私も全国各地で事業承継セミナーをさせていただいています!
ぜひ参加してみてくださいね!
事業承継セミナー | セミナー・研修・コンサルティングのジャイロ総合コンサルティング
朝から猫に癒されておりました。
昨日は多摩ビジネスサポートセンター主催(八王子商工会議所)で事業承継セミナーをさせていただきました。
20名近くの方にお集まりいただき、事業を継ぐ側の具体的なポイントについてお話させていただきました。
ユダヤの商人や華僑などビジネスの達人と呼ばれる人たちは、相続ではなく承継を重視しています。
日本では相続の話ばかりがセミナーで行われます。たしかに株の問題や資産相続などの手続き面は大切なことではあります。
でも相続=事業承継と捉えられているのも事実。承継と相続が混在されている傾向にあります。
承継とは、経営者の経営ノウハウなど目に見えない、先代から受け継がれるルールを継ぐことです。
相続とは、資産や株、従業員、取引先、顧客など目に見える資産を受け継ぐことです。
商売の達人である彼らが重きをおくのは、経営のルールの承継であり、極端なことを言えば、相続は最低限。
理由は簡単ですね。
相続で受け継いだ資産がどれほど膨大なものであったとしても、経営の勘所やルールが承継できていなければあっという間に枯渇し事業は行き詰まってしまうからです。逆に、相続は最低限であっても経営ノウハウやルールをしっかり承継できていればたとえ受け継いだ資産が少なかったとしても経営手腕で伸ばすことは可能です。
事業承継で考えるべきは、先代経営者が培ってきた経営感覚をいかにして後継者に引き継がせるか?という一点です。
逆に手続き面に関しては、法律家や専門家に任せることが一番確実なんです。
では具体的にどうやって経営者の経営感覚を後継者に引き継いでいくのでしょうか?
時間はかかりますが簡単です。
現経営者の歴史を後継者に伝えることです。
経営者が何歳のときに、どうやって会社を立ち上げたのか?
その時の苦労や経験、岐路に立たされたときにどんな選択肢があって、どんな理由で決断したのか?
資金繰りが厳しくなった時、どうやって乗り越えてきたのか?
それは経営者が何歳のときに、どんな状況で起こったのか?
従業員のトラブルなどはあったのか?そのときにどんな説得をしていったのか?
後継者が知っている会社(経営者)の歴史はほんの一部であることが多いです。
後継者が知らない歴史をできる限り文書化して、話し合いながら共有化することが第一歩です。
ひとつひとつの歴史ととの時々の経営判断。経営判断の歴史こそが、事業承継における最重要ポイントなんです。
経営者にとって最大の仕事は、経営判断=決断です。
右に行くか?左に行くか?を最終的に決められるのは経営者だけです。
この決断によって事業が伸びるか?事業を停滞させるのか?が決まってきますね。
そして事業を拡大してきた経営者であれば、この決断能力が高かったと言えるわけです。
その決断能力を受け継ぐことができれば、どんな事業であっても伸ばすことができるわけです。
はじめから経営者の決断力が高かったわけではありません。創業社長であれば、たくさんの失敗を乗り越えながら決断力を磨いてきたんです。
おそらく、現経営者は感覚的に決断してきたため、うろ覚えかも知れません。しかし経営を継がせる総決算として、自分自身がどのような決断を行ってきたのか?を文書化してまとめることで、今後その企業が事業承継する場面で引き継がれていくんです。
家訓のようなものでしょうか。
松下幸之助などの経営者は、このような判断を文書にし、経営ルールの引き継ぎをしていますし書籍化もされていますね。
経営判断に関しては、時代の変化にはほぼ影響を受けません。
ある程度の真理が働くためバイブルとして活用できるものです。
残念ながら、ほとんどの経営者はこの決断力の承継をしないまま相続だけで終わる傾向が強いんです。
まずは過去の歴史とその都度の経営判断を事細かに後継者に伝えてみてください。その中から経営判断が磨かれていくんです。
また後継者はぜひ行ってほしいことがあります。
それはその次の後継者のために「経営日記」を書いてください。日々の決断を記録として残し、将来起こりうる次の事業承継のための準備をしておいて欲しいんです。
経営者は未来を予測して、準備しておくことです。だとしたらこの承継の仕組みは後継者はいまからやっておくことが使命です。
事業承継セミナー(継ぐ側の心構え)は全国で実施可能です。
ご興味ある主催者はお気軽にご連絡くださいね。
]]>